Hokkaido, Japan
(訪問時期:2019年10月~)
帯広のご当地グルメといえば「豚丼」
白飯の上に甘辛いタレのかかった豚焼き肉がバラの如くに盛り付けられた十勝きっての郷土料理ですが、
その一方で、帯広市民から愛されてやまないソウルフードが「インデアン・カレー」
イメージキャラクターに引っ張られて「インディアン・カレー」と言いたくなりますが、正しくは「インデアン・カレー」
昭和43年に第一号店をオープンして以来、早51周年、老舗「藤森商会」がおくる「帯広で2番目においしい店」をコンセプトとしたカレーライスのお店です
(家庭の味が1番だから、という思いが込められているらしい)
現在は帯広10店舗、釧路に2店舗展開された地域密着型のお店
ちなみに、大阪発祥の「インデアンカレー」とは似て非なる物だそうです
特にのれん分けでもなく、提携関係もなく、まったく別のお店
名前もキャラクターもおそろしいほど似ていますが、かつて藤森商会のオーナーが大阪のインデアンカレーを食べてえらく感銘し、インスパイアされて帯広にも作ってしまったという経緯らしいです
当時、一応許可を受けたのか何も断りなく勝手にやってしまったのか、今風にいえば完全に“パクリ”ですが、特に今のところ訴訟には発展していない様子
とはいえ、地域密着にこだわるのも本家に配慮した最善策なのかもしれないですねぇ
元祖の大阪は行ったことないですが、
本州のインデアンカレーはカウンター席のみだそうですね
一方、帯広のインデアンカレーは、吉野家やすき家などに見られる中央カウンター席とテーブル席なども用意されています
客層はビジネスマンに学生、親子連れ、女性お一人様など実にさまざま
そして、いつでも混んでいる印象
中央のカウンター厨房内では、2~3人体制のスタッフが少数精鋭でテンポよくお店を回しています
メニュー表はご覧のとおり
カレーのルーとトッピング、辛さ5段階から組み合わせができます
上記のように、玄人は細かくカスタマイズできるようですが、素人なので無難に定番メニューからチョイス
今回はシーフードの気分で、「シーフード・ベーシックルー・中辛(店内781円)」にしました
ちなみに当店の定番メニューは「インデアンカレー(店内462円)」です
オーダーしてものの3分で提供
このスピード感、さすが「早くて旨くて安い」がモットー
そして並盛なのになかなかのボリューム!
ベーシックルーは、
「ビーフのエキスが溶け込んだルーに玉ねぎを加えて、旨味と甘さを引き出したルー(HPより引用)」
だそうで、確かにボンカレー的な懐かしい甘さの中にコクとスパイシーさがミックス
これに、トッピングのエビやホタテの貝柱、アサリなどがたっぷり投入されて、なるほど、クセになる味わい
帯広来たらなぜだか無性に食べたくなる、そんな気持ちがわかった気がします
ちなみに、テイクアウトも可
地元の方は自前のタッパーや鍋を持参するらしいのですが、容器代別途55円プラスで持ち帰り可能です
福神漬もたっぷり添えられて、食べごたえ十分!
食欲をそそるビジュアルです
ホテルに持ち帰ってゆっくりいただきました
帯広来たら必ず立ち寄るほど、インデアンカレーのファンになりました
帯広のインデアンカレーの店内には、往年のハリウッドスターや映画のポスターがたくさん飾られていることも特徴の一つ
これは創業社長の趣味で、いつのまにか全店共通になったそうですが、店舗ごとに内容が違うそうです
そんなカレーとは相反する、アンバランスな昭和レトロの雰囲気も楽しめます
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大阪中心のインデアンカレーは結構スパイシーだそうです
帯広中心のインデアンカレーはどちらかというと食べやすい日本ならではのカレー
いつか食べ比べてみたいなぁと思います
終わり
<fa-cutlery レビュー>味の満足度 |
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コスパ |
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交通利便性 |
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サービス |
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特記事項 |
・帯広市内なら大抵どこにでもあるのでアクセス便利 ・21時までやっているので夜遅くても安心 |
■ 住所:北海道帯広市内10店舗、釧路市内2店舗 店舗情報は⇒【こちら】
■ 営業時間:11:00~21:00 ※ただし店舗による
■ 定休日:なし ※ただし、長崎屋店は火曜日、愛国店は水曜日、あさひ町店は木曜日定休
■ 駐車場:あり
■ 公式HP:http://www.fujimori-kk.co.jp/indian/
■ MAP
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