(公開日2024/01/30)

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手つかずの大自然と希少な固有種による生物多様性に恵まれた世界自然遺産・西表島。高まる人気に対し、環境保護とオーバーツーリズム防止の観点から観光ルールが設定されているのをご存じですか?
ガイドツアーの参加が推奨され、個人で観光できる範囲が制限されるなか、ガイドなしでも楽しめる観光スポットをご紹介します。
<おまけ:本編では使えなかった西表島でのオフショット9選>
記事では披露できなかった西表島でのオフショット9点をご紹介します!

足がないとほぼ何もできない西表島
仕方ないので、雨の中でしたがレンタルバイクすることに
フェリー乗り場のおじさんに教えてもらった、島東部の上原港近くにあるガソリンスタンドにて無事バイクをゲット
しかし、打ち付ける雨と風の中、バイクでの走行は死にそうなほど凍えました
(さらにこの数時間後、パンクした……)

周遊道路沿いには、ときどきこうしてパイナップルの無人販売所がある
ミニパイナップルは1個200~300円
もちろん石垣島の宿へ買って帰って、自分でカットして食べました

交通事故発生件数のボードがイリオモテヤマネコってのが、さすが西表島ならでは
天然記念物の野生ネコだからそんな簡単に現れないと思いきや、本当によく飛び出してくるそうです
運転はくれぐれも気を付けなければ…

西表島のもう一つのシンボル、天然記念物のカンムリワシ
そんな天然記念物の彼を使ってオヤジギャグの交通標語をかましてしまえるのもまた西表島ならでは
ちなみに、カンムリワシは、割と普通に電線とかに留まっていて目撃しやすい

一体、島に何体イリオモテヤマネコの像があるんだと思うぐらい、どこもかしこもホントにイリオモテヤマネコ

仲間川展望所へ向かう大富林道
ふと水たまりを見ると、無数のおびただしいオタマジャクシが泳いでいて、ゾワッとしました

訪れた日は、あいにく仲間川クルーズが催行されない干潮日
一番見てみたかった日本最大のサキシマスオウノキは、仲間川クルーズでしか見られない限定区域に
なので、せめてできるだけ近くに行きたい!と、往生際悪く、地図上でもっとも近そうな仲間川展望所へ
……結果、かすりもしませんでしたけどね
まぁでも上から西表ジャングルが垣間見れて良かったです

レンタルバイクしたところのガソリンスタンドの従業員さんがパンクで迎えに来てくれた時、
「うちの生まれたてのヤギ、超かわいいから見に来る?来る??」となかなかしつこくアピールしてきたので、お宅に立ち寄ることに
すると、想像以上に赤ちゃんベビーでまだまだミルク臭くて、しかもかなり人慣れしていて、差し出した指をおっぱいと間違えてずっとしゃぶり続けてて、
もうとにかく悶絶級にかわいくてすっかり魅了されました
沖縄の人たちにとって、ヤギは貴重な食糧ですが、
赤ちゃんから飼っていると情が移って、かわいくて、この子はペットにするそうです

そのおじさんが新しく始めた民泊のコンドミニアム「タンティ・ガ・タンディ」
意外とリーズナブルで、とってもきれいな一軒家コンドでした
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世界遺産に登録されたことで、好き勝手にあちこち個人で回れなくなってしまった西表島
制約が増えて旅の自由度は減りましたが、それでもまだまだ回れるスポットはたくさんあります
とはいえ、西表島といえばやはり手つかずのジャングル
今度はぜひ、ネイチャーガイド伴っても良いので、西表島の山に登ったり、ジャングルクルーズやカヌー、ヤエヤマボタルによるホタルの夕べなどを体験しに再訪したいと思います!
おしまい