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(公開日2018/09/12 |訪問日 2018/07/15)

 

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北海道の東の果て、かぎ針状に根室海峡に突き出た日本最大級の砂の半島・野付半島。

干潟や原生林、葦原、湿原地帯など多様な自然環境と野生動物が生息し、独特の生態系をもったユニークな島です。

しかし、年々続く地盤沈下の影響で、木々が立ち枯れて風化が進み、その荒涼とした姿が「この世の果て」とも形容され、アーティストのPVやジャケットにも起用されるなど、今注目のスポットです。

100年後には失わるかもしれないこの姿を目に焼き付けてみませんか?

Notsuke Peninsula is located in Bekkai-cho town, the east-edge of Hokkaido, Japan, which is also the largest sand spit like a fish hook-shaped in Japan. A variety of nature like a muddy flat, primitive bush, reed bed, wetlands, wildlife, especially wild birds is living there. To tell the truth, it has been proceeding to sink down the ground level approximately 1.5cm each year. So it's predicted that its peninsula might be disappeared in next 100 years.

 

 

<本編画像を一部ご紹介>
【トラベルjp】この世の果て?!失われゆく北海道野付半島トドワラをゆく

トドワラの風景は「この世の果て」感あり from 本編記事

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別海町の特産は高級甘エビ! from 本編記事

 

あの日あのときあんなこと~編集後記

野付半島をはじめて訪れた当時、その日は朝からずっと悪天候

それでも、野付半島に到着する直前まではギリギリ雨はもってくれていたのですが、

ビジターセンターに到着してまもなく、いよいよバケツを引っくり返したような土砂降り発生
ワイパー全開でも追いつかないぐらいの滝のような雨

とはいえ、せっかくこんな先端まではるばるやってきたので、爪痕(?)を残すべく、大雨とぬかるみと寒さに震えながら、誰もいないトドワラへの遊歩道を進んでいきました

そこまで苦労したトドワラでしたが、蓋を開けてみたら、「この世の果て」といえばそうですが、想像以上に何もない

どうやら先の台風でより一層、湿原が後退したそうです

そんな、がっかり、踏んだり蹴ったりの苦い想い出でした

。。。それ以降、何度か野付半島へは足を運びましたが、そこからは幸い天気は恵まれ、

晴れていたら、こんなにも北方領土の国後島が近くに見えるのだなとわかったり、

エゾシカやキツネ、ワシ、野鳥によく遭遇するほど野生動物の宝庫で、

なおかつ冬は、沿岸には流氷が大量に漂着し、半島先端は全面結氷となって大雪原になるため、とにかく色んな表情が楽しめて面白いスポットだとわかりました

おしまい

 

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