(公開日2020/01/28 |訪問日 2019/01/25)
▲画像をクリックしても記事本編にジャンプします
鶴は古来縁起モノとして、また昔話「鶴の恩返し」でもよく知られる身近な鳥ですが、実は明治末期に一度絶滅したと考えられていたのをご存知ですか?
その後、釧路湿原で生き残りが発見され、餌付けに成功して絶滅の危機を救ったのが北海道鶴居村。
以後、鶴居村は丹頂鶴にとって越冬地となり、その姿を観察しに国内外から多くの観光客が訪れています。2月には求愛ダンスも見られる熱い鶴居村へ、ぜひ一度訪れてみませんか?
Tsurui village is well-known as a Japanese Red crowed cranes sanctuary, which means it’s one of the most popular stopovers for migratory Japanese red-crowned cranes, located in the Kushiro regetion, Hokkaido, Japan. From the middle of February to March, we could have fun watching like a step dance to look for a partner by a couple of the cranes.
<本編画像を一部ご紹介>
鶴居村を訪れたのはもう3度目で、三度目の正直でようやく空が晴れ渡り、美しい丹頂鶴の群れを観察することができました
3度目はアプローチしやすい鶴見台だけでなくて、伊藤サンクチュアリと鶴たちが営巣する音羽橋も立ち寄ることに
そんなとき、橋の欄干で話し込んでいたご夫婦にたまたま話しかけたことがきっかけで
「ついていらっしゃい、これからわたしたちも行くから一緒に行きましょう」
とご親切に、隠れた撮影スポット・菊池農場(一応私有地)を案内していただいました
ご夫婦は揃って野鳥撮影を趣味にされていて
プロ顔負けの何十万もするバズーカ砲レンズを2~3個持ち歩き、
(さらにホテルにはもっと大きなレンズを残してあると言っていた…)
鶴居村の丹頂鶴からシマフクロウ、知床流氷のオジロワシなど渡り歩いているという
コンテストにも入賞したことのある腕前で
鶴居村はすでに常連さん、菊池農場のオーナーとも顔なじみで、さらにさらに、富士山麓に別荘をお持ちというお金持ちのセレブだった・汗
それにしても、
このご夫婦だけが特別なのではなく、鶴居村では日本人も外国人も、みな揃いも揃って巨大なバズーカレンズを標準装備
こうなってくると、わたしのミラーレス一眼のレンズはもはやこども騙しで、
「え?それで撮るの?ホントに?ちゃんと撮れる?」
と、かなり心配されてしまいました……(まぁ実際撮れなかったよね)
ただ、野生動物にハマると巨大なバズーカが次々欲しくなるのが、だんだん分かってきました
今はその禁欲を抑えています……
おしまい