(公開日2023/11/27)
▲画像をクリックしても記事本編にジャンプします
旅の達成感や満足度において、その成否を占うと言っても過言ではない“ホテル選び”。日頃の疲れを癒し、現実をしばし忘れて、気持ちを上げてくれるホテルステイは旅の重要なファクターですよね。
「フィリピン穴場のクラークに熱視線!遊んで学んで食べて癒される、欲張り観光体験」でおすすめしたクラークでは、魅力あるまちづくりを推進するとともに、ホテルもまた顧客満足度を高めるサービスの拡充を図っています。
まだまだリーズナブルに旅が楽しめるクラークにおいて、プチ贅沢気分が味わえるおすすめのホテルをご紹介します。
<おまけ:フィリピン・クラークで過ごした4つのホテルでのオフショット9選>
今回ご紹介した4ホテルで、本編では紹介しきれなかった裏話エピソードをいくつかご紹介します
「Park Inn by Radisson Clark」にチェックインしたとき、入口でもらったウェルカムドリンク
たぶんカラマンシーとかパインナップルとか、いろんなトロピカルフルーツが配合されてて、とてもフレッシュで爽やかな風味でした
日本からクラーク到着してすぐ移動・移動で疲れ溜まってたので、沁みましたね
「Park Inn by Radisson Clark」で泊まった客室内にセットされてたフィリピン伝統菓子とメッセージ
こういう、ちょっとした心遣いが嬉しい
お菓子(ポルボロンとナッツ詰め合わせ)は帰国してから、小腹空いたときにありがたくいただきました
「Park Inn by Radisson Clark」での朝食ブッフェの様子
ブッフェ自体は、それほど大きくなく、種類もそう多くない
でも、採光明るいレストランで食べる朝食は気持ち良い
スイーツの種類が豊富で、甘いもの好きとしては嬉しかった♪♪
それにしても、
すでに確保していた窓際の日当たり良いテーブル席に食事を持って戻ってきたら、なんと、インド人グループに乗っ取られていた
「ここわたしが先に確保してたんですけど」とテーブルに置いておいたルームキー指さしても「え?だから?」みたいなキョトン顔され、結局自分が移動する羽目に…
悪気ないとはいえ、インド人め……(怒)
ヒルトンホテル内にあるエグゼクティブ・ラウンジ
いわゆる社長クラスの特権階級の方々が使える高級ラウンジですよ
スイートルームに宿泊する客は、営業時間内なら自由に使えて、朝食もここで優雅に取れるらしい
後にも先にも、こんなところに足を踏み入れるのは、この時ぐらいなんだろうな……と思いました
ヒルトンでいただけるウェルカムドリンクは、2階のジャズバー「Treat」にて
これぞ、ホテルのバー・ラウンジって感じの、シックでムーディな生演奏流れるジャズバー
が、急に中華系の大家族団体がジャズバンドの方に曲をリクエスト
それに合わせて、一人がホール中央で躍りだし、それに感化されて酔いのまわった陽気な家族たちが次々に踊り始め、シックなジャズバーが一気にクラブハウスみたいなノリの場所になってました
ハッピーな様子が伝わってきて、それはそれでいいのですが、わたしたちは会話が全くできなくて困りました…
ヒルトンの朝食ブッフェでいただいた即席ふわふわオムレツが、今回体験した4つのホテルの中で一番フワフワで味もピカイチでした
さすが、ヒルトン・クオリティ
フィリピンでは、ホテルを中心としたビジネス・レジャー両方の機能を集約した複合施設=MICEの建設に注力していて、
特に国際会議でも使用できる規模の大ホールを用意していることは、一種のホテル・ステータスのようで、ヒルトンの責任者から会議室についてめっちゃPRされました(あと、ゴルフ場も)
それにても、フィリピンは女性の社会進出が著しいので、ホテルで名刺交換した偉い方々はほぼ全員女性
未だ保守的な社会で暮らす日本人からするととっても新鮮でした
クエストホテルのウェルカムドリンクは「Charley’s Bar」でいただくのですが、
店内の写真をカメラで撮っていたら、スタッフたちのノリの良さに助けられました
カメラ目線くれたり、ポーズ撮ってくれたり…(でも暗すぎてぶれちゃってた…ゴメン)
というか、フィリピン人はホント、写真に関してはノリが良くて自撮り好きですよね…
クエストホテルの朝食ブッフェ会場入口には、この巨大なジェラートアイスのショーケースがドーンと設置されているのですが、
よくよく見ると、「朝食ブッフェの対象じゃありません」と注意書きがしてあって、フェイントくらわされた気分
アイス好きの自分としては試してみたかったのに…
でも、ここの朝食ブッフェはフレンチトーストやフィリピンでおなじみの菓子パン類が豊富で、それはそれでありがたかった
クエストホテルは、国際試合に出場するアスリートたち御用達のホテルというだけあり、フィットネスジムもかなり本格的(ゲストは無料で利用可)
見学したときも、めっちゃ筋肉ムキムキの大きな外国人がバーベル上げてたりして、ホテルの気軽なジムって雰囲気じゃない気がしました…
クエストホテルでも、スイートクラスの宿泊者はエグゼクティブ・ラウンジを無料で利用できるそうですが、
専用エレベーターを使わないと行けないような特別な場所にあり、なかなか特別感ありましたね…(でも時間なくて、中はゆっくり見学できませんでしたが)
比較的新しくできた「Royce Hotel and Casino」の新館ロビーは、とにかくゴージャス
今回体験した4つのホテルの中で、一番分かりやすい“高級ホテル”でした
いわゆる、中華系の人が好きそうなキンキラで、豪華なシャンデリア、装飾、大理石の床に柱……
ロイス・ホテルの夕食ブッフェ会場のうち、中華料理コーナー
4つのホテルの中で、もっとも規模がデカく、料理も充実
和洋中韓タイ、インドネシア、フィリピン郷土料理とブース毎にシェフも配置、品数もハンパない
でもやっぱり中華系オーナーのホテルだからか、中華料理が一番本格的で充実していた気がしますね
最近のホテル事情は、SDGsの取り組みでアメニティのシンプル化、個包装廃止の方向にシフトしていると思うのですが、ロイスホテルはその流れに反して、昔ながらの個包装のままの提供でしたね
最近こういうのが少ないので、逆に新鮮でした
カジノホテルらしい、きらびやかなネオンに包まれた外観
もれなく、クリスマス・ランタンも飾られていました
宿泊したゲストルーム(スイートクラス)自体は、ヒルトンやクエストホテルの方が広くて設備も充実していて快適でしたが、外観や見栄えという面でみればロイスホテルが一番分かりやすいゴージャス感です
それもやっぱり中華系(確か華僑)がオーナーたるゆえんかもしれないです
**********
基本的にプライベートでは、手の届く範囲での狭くてコンパクトな部屋が好きなので、今回泊まらせていただいた無駄に広いスイートルームは、自分の手に余って大変でした
それに、自然光の明るい状態での部屋の写真が撮りたかったので、結局、キングサイズの上等なベッドを前にソファで寝たりしてましたね(苦笑)
こんな機会でもないと絶対泊まらない(泊まれない)スイートルーム……貴重な体験でした
おしまい