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(公開日2018/08/17)

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

 

海千山千、広大な自然に恵まれた北海道はまさに絶景の宝庫。そんな北海道には知る人ぞ知るスポットがまだまだたくさん眠っています。

今回ご紹介する乙部町の滝瀬海岸「シラフラ」もその一つ。王道の観光ルートから外れたまさかの乙部町に白亜の断崖が連なる異世界感たっぷりの海岸線が広がっています。その姿はイギリスの絶景「セブン・シスターズ」のよう。

この大迫力のシラフラにぜひ立ち寄ってみてください!

※本記事はトラベルjpにて2020/8/17に公開された旧作記事です  

かつてニシン漁で栄えたまち「乙部町」

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

かつてニシン漁で栄えた北海道乙部町 by achappe via Wikimedia

今回ご紹介する滝瀬海岸が位置するのは乙部(おとべ)町。北海道南西部、渡島半島の日本海に面した小さな町で、函館からは北西に約80kmのところになります。日本海を北上する対馬暖流の恵みによって江戸時代からニシン漁が盛んで、かつては「ニシンの千石場所(千石の禄高を誇るほど豊かな場所という意味)」として栄えました。

それに加え、背後にそびえる乙部岳を筆頭に町の約8割は森林に覆われ、海山に囲まれたとてものどかな海街です。

 

これぞ知る人ぞ知る白亜の絶景海岸!「シラフラ」

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

アイヌ語で「白い傾斜地」を表す、白い断崖絶壁の海岸「シラフラ」

そんな乙部町の名所の一つがこの滝瀬海岸、通称「シラフラ」。「シラフラ」とはアイヌ語で「白い傾斜地」を意味し、江戸時代からこの名で親しまれているそうです。高さ約15mの白い断崖絶壁が約500mにも渡って連なっています。この圧倒的な断崖を前に、「ここ、本当に北海道だっけ!?」と混乱するほど異世界感たっぷりのワンダースポットです。

 

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

白い壁は砂礫岩でもろく崩れやすい

シラフラは約500万年前に起こった火山の噴石が海底の貝や珪藻類などとともに堆積し、やがて隆起した地層といわれています。そのため、岩はよく見ると真っ白ではなく茶色や黄色が入り混じり表面はザラついて砂礫岩でちょっとボコボコしています。一方、シラフラによく似たイギリスの白き絶景「セブン・シスターズ」は石灰石や炭酸カルシウムなどチョーク成分からできているから真っ白なんですね。

 

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

国道沿いにある案内板に沿って駐車場へ

シラフラは海に面して弓なりにそびえ立っているので国道からは隠れてほぼ見えません。この看板を目印に坂を下ると車が数台駐められる駐車場があり、その前が入口となっています。入口から5分ほどで海岸に出られますが、そこからシラフラまではさらに沿岸を600mほど歩く必要があります。雨が降った直後や干潮のタイミングによっては靴が濡れる可能性があるため長靴あるいはビーチサンダルを持参すると便利ですよ。

 

滝瀬海岸のもう一つの見どころ「くぐり岩」

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

ニシン漁の際の陸路運搬のためにくり抜かれた「くぐり岩」(右)と軍艦のような岩(左)

シラフラにお目にかかる前にまず出迎えてくれるのは、奥にそびえる「くぐり岩」と軍艦のような形をしたこの奇岩。「くぐり岩」は約400年前、ニシン漁が栄えていた時代にニシンを陸路で運ぶために人の手でくり抜いたものだと伝えられています。そのため、大の大人が余裕で通れるほどの高さがあるんですよ。

 

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

くぐり岩から軍艦岩を望むとフォトジェニック!

このくぐり岩の穴からのぞきこむ軍艦岩もまたフォトジェニックです!

 

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

海岸には色んなものが漂着してます

目の前の海は遠浅で干潮時は比較的安全。海岸には巨大な流木や貝殻、ウニの殻、海藻などが漂着し、お子様などと一緒に楽しみながら散策できるのもおすすめの一つです。

 

休憩とお土産はぜひ「道の駅 ルート229元和台」で

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

乙部町の道の駅「ルート229元和台」

もし車でお越しの際は、滝瀬海岸から北へ約8kmのところにある「道の駅 ルート229元和台(げんなだい)」にぜひお立ち寄りください。乙部町名物の海産物や特産の百合根をつかったお菓子などご当地ならではの土産品が用意されています。また道の駅の裏手には日本海を一望できる展望台も設置され、海を眺めながらのんびりくつろぐこともできますよ。

 

【トラベルjp】ここマジで北海道!?滝瀬海岸「シラフラ」は白き断崖の異世界海岸

道の駅目の前は、快水浴場百選に道内唯一選ばれた「元和台海浜公園 海のプール」

道の駅の目の前には、環境省による快水浴場百選に道内で唯一選ばれた「元和台海浜公園 海のプール」が設置され、防波堤を利用した天然海水プールが夏季のシーズン中利用できます。お子様でも安心して楽しめる海水浴場で、シーズン中の土日祝日やお盆期間には、子どもを対象にウニやツブ、ホタテの手づかみ体験も開催されています。

乙部町にはこのほか、「東洋のグランドキャニオン」との異名を持つ「舘の岬(たてのさき)」や岬の形がマグロのウロコのように見えることから名付けられた「鮪の岬(しびのさき)」などの絶景スポットも満載。いろんな異世界感やご当地グルメが楽しめる乙部町へ、ぜひ今度足を運んでみませんか。

 

滝瀬海岸(シラフラ)とくぐり岩の基本情報

住所:北海道爾志郡乙部町字滝瀬
電話:0139-62-2311(乙部町役場産業課直通)
アクセス:
・函館から国道227号線を北上し約80km、所要1時間40分程度
・JRとバスを利用する場合、JR札幌駅からはJR八雲駅で下車、江差バスターミナル行のバスに乗り換えて「滝瀬」停留所下車、全体所要は約4時間半
・JR函館駅からはJR新函館北斗駅で下車、江差バスターミナル行のバスに乗り換えて「枕崎」停留所下車、次に熊石行に乗り換えて「滝瀬」停留所下車、全体所要は約2時間15分
※「滝瀬」停留所からは滝瀬海岸入口まで徒歩5分程度。海岸に出たら、そこからシラフラまで左へ約600m

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

 

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