【絶景ファイル】シェルカラ山 / Sherkala Mountain, Kazakhstan

02/08/2022 02/08/2022

台座のような不思議なかたち

登れないことはないけど意外と傾斜がきつい

横から見ると横長～の山

目次 Contents

1名称/ Name

シェルカラ山 / Sherkala Mountain（Lion's Castle）

カザフスタン・マンギスタウ州
Mangystau region, Kazakhstan

未登録／ Unregistered

評価項目 INDEX	評点 ★5点満点	一言コメント
絶景度 Superb view		正面から見ると台座みたいな形。横から見ると実は横長
秘境感 Unexplored region		荒涼とした台地にぽつんとある
生物多様性 Biodiversity		低木や雑草がチラホラ季節には可愛い花が咲く
文明との関連性 Association with Civilization		ヒト以前の問題
ローカル交流度 Local relationship		人気（ひとけ）がない
交通利便性 Transportation convenience		Google Mapにすら道がない
旅の費用感 Travel expense		マニアック過ぎて日本からのツアーは相当高い現地ガイドも高い（が、まだ安い）
英語通用度 Passible English		びっくりするほど通じないロシア語あるいはカザフスタン語のみ
季節性 Seasonability		通年

【評価基準】　※あくまでも私見です

絶景度・・・言葉を失うほどの圧倒的な何か、心震える感覚

秘境感・・・手つかずの自然、人里離れた感

生物多様性・・・固有種や絶滅危惧種などのいる生物多様性

文明との関連性・・・人の歴史や文明に関わっているか

ローカル交流度・・・現地の人との交流のしやすさ

交通の利便性・・・公共交通手段などでのアクセスのしやすさ

旅の費用感・・・目的地までにかかる費用

英語通用度・・・英語の通じやすさ

季節性・・・季節性に左右されるか

ウスチュルト台地の一角にポツンとそびえる標高約307mの小高い山。

シェルカラ（Sherkala）とはペルシア語で「Lion's Castle（ライオンの城）」の意味で、正面から見ると台座のようなふしぎな形をしてますが、横から見ると確かにライオンが横たわっているような横長の形をしています。

8～9世紀頃にはこの地に要塞が築かれ、12世紀頃には当時のアラブの首長Khorezm Astsyzがこの地を侵略、周囲に町が築かれていたそう。
さらに、ここはかつてラクダを連れたキャラバン隊が訪れるシルクロードの要衝だったともいわれています。

＜シェルカラ山について＞

＜カザフスタン全般＞

日本出発のツアーは秘境系に強い西遊旅行社が代表的。そのほか、「Five Star Club」、キルギス・カザフスタン現地旅行会社の「Tripland」さんも催行してるよう
現地旅行代理店によるツアーの検索「Sherkala」「Ustyrt Plateau」「Kazakhstan」「Mangystau」「tour」を組み合わせれば結構ヒットする（英語）
シェルカラ山を含むウスチュルト台地の観光目安はおよそ2泊3日。これに日本～カザフスタン（首都ヌルスルタン（旧アスタナ）やアルマトイ）～アクタウへの移動日数が加わります。大体1週間ぐらい必要