<作成 2017年12月15日|更新 2024年6月30日>
※下記は2017年12月現在での情報です。画面や記入欄等は変更・更新されている可能性もあるため、ご注意ください
今回の米国ビザオンライン申請はあくまでも「Tourism and Visit (B-2)」(短期渡航・観光ビザ)を想定しています
学生ビザや商用ビザ、その他のビザについては米国ビザ申請サイトで詳細ご確認ください
第1回目の「米国ビザの申請【1】対象者まとめ」
第2回目の「米国ビザの申請【2】~オンライン申請」←★今回ここ
第3回目の「米国ビザの申請【3】~ビザ申請料金と面接予約」
第4回目の「米国ビザの申請【4】~大使館・領事館での面接」
第5回目の「米国ビザの申請【5】~実録・米国内空港で別室送りされた件」
fa-arrow-circle-down「【米国大使館公式ビデオ】オンラインビザ申請書DS-160の作成方法」(9分48秒)の動画をご参考ください
上記の動画を一度閲覧いただき、以下は補足的に見ていただければよりスムーズに申請手続きが進むと思います
米国ビザ申請(オンライン)に必要なもの
- パスポート(滞在期間+6ヶ月間以上有効期間があるもの)
- 証明写真サイズのデジタル画像(600×600~1200×1200pix、JPEG、240KB以下のサイズ)
- クレジットカード(カード決済の場合)
- メールアドレス
- プリンター(申請書フォーム確認ページ印刷に必要)
米国ビザ申請時に必要な情報
- 個人情報(氏名、住所、連絡先、生年月日)
- パスポート情報(番号、発行日、有効期限、発行場所)
- 両親の情報(氏名、所在地、連絡先)
- 職務経歴情報(現職および前職の所在地、連絡先、上司氏名、入社/離職日、職務内容など)
- 米国への渡航履歴(過去さかのぼって5回分)
- 米国訪問の滞在先・訪問先情報(名称、所在地、連絡先)
オンライン申請の入力作業手順
fa-arrow-circle-down画像をクリックしてもジャンプします
【重要】入力途中でこまめに「保存(SAVE)」すること!
ネットが遮断されたりすると今までの入力がパァになって泣きを見ます
※以下の使用画像は2017年当時のものですが、一部は2016年当時のものを使用しています
<目次> タイトルをクリックすると各セクションへジャンプします
- ログイン
- 申請者本人の個人情報セクション
- 旅行情報セクション
- 親族情報セクション
- 職業情報セクション
- セキュリティ及び経歴セクション
- 写真アップロード
- 入力情報確認セクション
- 署名&申請書送信
- 途中保存したところから再開する場合
1ログイン
1-1 右上のLanguage(言語)を「日本語(Japanese)」に選択
┗ 表示は英語のままだが英文にカーソルと乗せると日本語訳がポップアップ表示される
┗ 日本語訳ポップアップはブラウザ不具合で英文と離れた画面上部に表示される場合あり
┗ 日本語訳ポップアップがブラウザ不具合で静止して見えないときはメモ帳など別のソフトを起動してブラウザより手前に置きつつ、英文にカーソルを乗せると静止して見える場合がある
1-2 申請場所(面接する大使館・領事館の場所)を選択
1-3 表示されているセキュリティコード(英文字)を入力
1-4 「START AN APPLICATION」をクリック
1-5 画面右上の「APPLICATION ID(申請番号)」を控える
┗ 途中保存して申請フォーム再開するときに必要 ※失くしたら一から入力やり直しで悲惨
1-6 自分に合った「セキュリティに関する質問」をプルダウンの中から選択
┗ 「!」をクリックして英文の日本語訳を見ると便利
1-7 選択した質問に対する回答をローマ字入力
┗ 忘れないようにメモ。途中保存して申請フォーム再開するときに必要 ※忘れたら一から入力やり直しで悲惨
2申請者本人の個人情報セクション
2-1 名字(Surname)
2-2 名前(Given name)
2-3 日本語表記でフルネーム(Full name in Native Alphabet)
2-4 別名を持っているか(芸名、職業上の旧姓、クリスチャンネームなど)
2-5 テレコードは日本人にはありません⇒「No」でOK
2-6 性別(Sex)
2-7 婚姻状況(Marital Status)
┗ 「!」を参考に該当項目を選択
2-8 生年月日と生まれた場所(Date and Place of Birth)
┗ 生まれた場所(本籍地)は都道府県、市区まで入力
2-09 国籍(Nationality)を選択
2-10 「2-09」で選択した国籍以外に別国籍を持っているか(二重国籍者など)
2-11 「2-09」で選択した国籍以外の場所に居住しているか
2-12 米国身分登録番号(National Identification Number)
⇒「Do not apply(該当なし)」にチェック
2-13 米国社会保障番号(U.S. Social Security Number)
⇒「Do not apply(該当なし)」にチェック
2-14 米国納税者番号(U.S. Taxpayer ID Number)
⇒「Do not apply(該当なし)」にチェック
2-13 現住所(Home Address)
┗ Street Address (Line 1)に町名番地、(Line2)に建物名、部屋番号入力
2-14 郵送先(Mailing Address)
┗ 「2-13」の現住所とパスポート郵送先が異なる場合は「No」選択で郵送先を入力。現住所でいい人は「Yes」選択
2-15 連絡先(Pnone)
┗ 第一電話番号(Primary Phone Number)は必須。固定・携帯どちらでも可。第二電話番号(Secondary)、仕事先電話番号(Work Phone Number)は任意⇒特になければ「Do not apply(該当なし)」にチェック
2-16 メールアドレス(Email Address)
┗ 本申請書確認メールが届くので普段使うものを入力(フリーアドレスも可)
2-17 パスポートの種類(Passport/ Travel Document Type)
┗ 通常は「Regular」選択
2-18 パスポート番号(Passport/Travel Document Number)
2-19 パスポート冊子番号(Passport Book Number)
┗ 日本のパスポートは関係ないので「Do not apply(該当なし)」にチェック
2-20 パスポート発行機関/国(Country/Authority of Issued Passport/ Travel Document)
2-21 パスポートを発行した所在地(国・都道府県・市区まで)
2-22 発行年月日(Issuarance Date)
2-23 有効期限(Expiration Date)
2-24 過去パスポートの盗難にあったことがあるか
3旅行情報セクション
3-1 旅行の目的(Purpose of Trip to the U.S.)
┗ ここでは短期渡航・観光旅行なので「TEMP. BUSINESS PLEASURE VISITOR(B)」を選択
┗ 念のため「!」をクリックして選択肢を確認
3-2 旅行の種別(Specify of Trip to the U.S.)
┗ ここでは「TOURISM/MEDICAL TREATMENT(B2)」を選択
3-3 今回の旅行の到着予定日(Intended Date of Arrival)
┗ 未定の場合はざっくりでOK
3-4 今回の旅行の滞在予定日数(Intended Length of Stay in U.S.)
┗ 未定の場合はざっくりでOK
3-5 今回の米国での滞在先所在地
┗ 宿泊先などが未定の場合は訪問先情報(学校、施設など)でもOK。住所もざっくりでOK(Street Address(Line2)とZIPコード(郵便番号)は無記入でOK)
3-6 今回の旅費は誰が支払うのか
┗ 「!」を参考に該当項目を選択。自費であれば「Self」選択
<同行者の確認>
3-7 同行者はいますか
┗ いる場合はその情報を入力
<過去の米国渡航履歴>
3-08 過去に米国へ行ったことがあるか
┗ 「YES」の場合は、直近からさかのぼって5回分の渡航歴を入力
┗ ハワイ、グアムなど米国領も含む。またトランジットでの短時間滞在も含む
┗ 追える限りで良いかと。渡航年月・滞在期間もある程度でOK
3-09 米国の運転免許証を所持しているか
3-10 過去に米国ビザを発行したことがあるか
3-11 過去に米国ビザ申請で却下されたり、入国を拒否されたりしたことがあるか
3-12 過去にESTA承認を却下されたことがあるか
3-13 過去に移民ビザを米国移民局へ申請したことがあるか
<米国内の連絡先>
3-14 米国内での連絡先(Contact Person or Organization in the U.S.)
┗ 個人名(Contact Person)か組織・団体・施設等(Organization)かどちらかを入力
┗ 不要な項目は「Do not apply(該当なし)」にチェック
┗ 観光ツアーの場合は旅行代理店、個人の場合は訪問予定のホテル名や施設名(トランジットは空港名など)
※わたしは訪問予定の某国立公園を入力
3-15 連絡先との関係(Relationship to You)
┗ 「!」を参考に該当項目を選択
┗ 施設の場合は「Business Associate」選択⇒所在地、連絡先入力必須
※わたしの場合は、HP等を見て国立公園の所在地を入力
4親族情報セクション
4-1 申請者の父親のフルネームと生年月日、米国在住の有無
4-2 申請者の母親のフルネームと生年月日、米国在住の有無
┗ なければ「Do not apply(該当なし)」にチェック
4-3 米国在住の親戚がいるか
5職業情報セクション
<現在の職業>
5-1 メインの職業(Primary Occupation)
┗ 「!」を参考に該当する項目を選択
┗ フリーランスは「Not Employed」選択で職務内容を「Explain」欄に入力も可。もしくは「Other」選択で詳細入力も可
<前職の内容>
5-2 前職があるか(Previously employed)
┗ 直近の1社を入力
┗ 肩書(Job Title)は部署名でもOK
┗ 直属の上司(Supervisor’s name)がいたら氏名入力
┗ 雇用開始日(Employment Date From)は大体
┗ 離職日(Employment Date to)も大体
┗ 職務内容をざっくり説明
6セキュリティ及び経歴セクション
このセクションが一番長い
<Part 1>
6-1 公衆衛生上重大な影響を及ぼす伝染病に架かっているか
┗ ここでいう伝染病は、軟性下疳(なんせいげかん)、淋病、鼠径部肉芽種、感染性ハンセン病、性病性リンパ肉芽腫、感染期梅毒、活動性結核、その他、米国保健社会福祉省により指定された疾病が含まれる
6-2 申請者は自傷行為や周囲を傷つけたりする恐れのある精神的、身体的疾患(障害)を抱えているか
6-3 現在または過去において薬物乱用または中毒者だったことはあるか
<Part 2>
6-4 過去に前科(犯罪歴、有罪歴)があるか
┗ 恩赦、特赦等の法的処置がなされた場合も含む
6-05 過去に規制薬物の法律に抵触する行為を行ったことがあるか
6-06 入国の目的は売春等の性犯罪行為を行うためか、あるいは過去10年間に売春行為および斡旋をしたことがあるか
6-07 マネーロンダリング(不正資金浄化)を行ったことがあるか、または行う予定か
6-08 米国内外において重大な人身取引犯罪を犯したり計画したことがあるか
6-09 米国内外において重大な人身取引犯罪を犯したり計画したことがある人物と共謀、支援したことがあるか
6-10 米国内外において重大な人身取引犯罪を犯したり計画したことがある人物の配偶者あるいは子どもで、過去5年間にその行為により利益を得たことがあるか
<Part 3>
6-11 米国滞在中にスパイ行為、諜報活動、妨害・破壊行為、輸出管理規制違反、その他の違法行為に関わるつもりか
6-12 米国滞在中にテロ活動に関わるつもりか、あるいは過去にテロ活動に関わったことがあるか
6-13 過去にテロリストやテロ組織に対して資金提供やその他の支援を行ったことがある、あるいは行うつもりか
6-14 テロ組織の一員または代表者か
6-15 過去に大量の虐殺を命令、扇動、実行、支援あるいはそれに関与したことがあるか
6-16 過去に超法規的殺害(処刑)、政治的殺害や他の暴力行為を実行、命令、扇動、支援あるいはそれに関与したことがあるか
6-17 こども兵士の徴用や利用に関わったことがあるか
6-18 過去に政府役人として宗教の自由に対する激しい弾圧のリーダーであったり直接実行したりしたことがあるか
6-19 女性の意思に反する中絶の強要、あるいは男性または女性の意思に反した不妊施術の強要に関するルールの制定等に関わったことがあるか
6-20 人の臓器や身体細胞組織の強制的な移植に直接関与したことがあるか
<Part 4>
6-21 過去に国外退去や強制送還審問の対象になったことがあるか
6-22 故意に事実を偽ったり不正な手段を用いて米国ビザ取得、入国、あるいはその他の米国移民の恩恵を得る、またはその援助をしたことがあるか
6-23 過去5年間に国外退去又は入国拒否に関する審問を欠席したことがあるか
6-24 過去に不法滞在や許可された米国滞在期間を超えて滞在したり、その他米国ビザの規定違反をしたことがあるか
<Part 5>
6-25 米国裁判所の定めた親権者に対して、米国籍の子どもの親権を渡さず米国外に引き留めたことがあるか
6-26 米国内において法律に違反して投票したことがあるか
6-27 納税逃れのために米国籍を放棄したことがあるか
6-28 1996年11月30日以降に、学生(F)の資格で米国の公立学校(Grade k-8)に在学したり公立学校(Grade 9-12)に学費を納めずに在学したことがあるか
7写真アップロード
7-1 直近1年以内でメガネをかけていない顔写真を用意
7-2 「Upload Your Photo」クリック
7-3 顔写真用意(600×600~1200×1200pxかつJPEGファイル、パスポートサイズで240KBサイズ以下のもの)
7-4 「ファイルを選択」で用意した画像ファイルを選択⇒「Next: Upload Selected Photo」をクリックして次画面へ
7-5 無事アップロードされて問題なければ「Next:Continue Using This Photo」クリックして次画面へ
┗ サイズが足りないなど問題があるとエラーが生じます
<最終確認画面>
7-6 問題なければ「NEXT: RIVEW」クリックして次画面へ
┗ 米国大使館での面接の際に同写真の提出を求められる場合もあるので用意すること
8入力情報確認セクション
8-1 これまでの入力情報をチェック
8-2 必要に応じて右上の「PRINT(印刷)」でプリントアウトあるいはPDF保存しておく(面接の際に手元に持っておくことをおススメ)
8-3 必要に応じて編集ボタン「Edit ○○○○」をクリックし修正
9署名&申請書送信
9-1 電子署名および申請書送信の前に注意事項をお読みください
┗ カーソルを英文の上にあてて日本語訳をお読みください
9-2 この申請書作成に当たり誰かに直接手伝ってもらったか
9-3 電子署名(E-Signiture)欄:パスポート番号と右に表示されたコード番号を入力⇒「Sign and Submit Application」をクリック
<送信確認画面>
9-4 入力内容に問題がなければこの画面になる
9-5 「NEXT:Confirmation」をクリック
<オンライン申請完了確認画面>
★本画面をプリントアウトして面接会場に持参(入館時にバーコードが必要)
★メールにも添付して届いているので確認
<確認メール>
10途中保存したところから再開する場合
時間が無くて途中保存したものを再度呼び出して入力を再開する方法
【用意するもの】
- Application ID(申請番号)
- 名字のアルファベット5文字
- 生まれ年西暦4桁
- セキュリティ質問の答え(ローマ字)
10-1 米国ビザ申請画面TOPに戻る
10-2 申請場所を選択
10-3 表示されたセキュリティコード(英字)を入力
10-4 画面の右下「RETRIEVE AN APPLICATION」をクリック
10-5 「Application ID(申請書番号)」入力→「Retrieve Application」クリック
10-6 用意した「名字5文字」「生まれ年(西暦4桁)」「セキュリティ回答(英文字で)」を入力→「Retrieve Application」クリック→正しければ情報表示
——————-
オンライン申請の入力作業は以上です
なお、在日米国大使館・領事館「よくある質問(FAQs)」も併せてご参照ください
次のステップは「ビザ申請代金の支払い」です
<関連記事>