<記事作成 2018/08/08 | 記事更新 2022/06/24>
北海道の苔の名所「苔の洞門」に代わる、千歳市の新名所「苔の回廊」
一面苔に覆われた緑の渓谷は、まさに文字通り「苔の回廊」です
苔好きなら絶対気に入る激推のスポットです
1「苔の回廊」の基本情報 General Information
北海道千歳市モラップ(支笏湖南部、紋別橋近く)
0123-25-2404(支笏湖ビジターセンター直通)
24時間
TOILETなし
なし
なし
札幌から車で約1時間20分、新千歳空港からは約40分、苫小牧市内から約30分(公共交通機関なし)
2「苔の回廊」とは About Koke-no-Kairo
- 約300年前の樽前山噴火の際、流出した溶岩流が固まり、年月をかけて沢水・鉄砲水により侵食した渓谷
- 84種もの苔が生息するとも
- 「第1の回廊」「第2の回廊」「第3の回廊」が存在 ※筆者自身は、第3の回廊は未踏
- 「苔の洞門」と酷似 ※ただし、苔の洞門は正式に閉鎖されました
3「苔の回廊」トレッキングガイド Trekking guide
コース概要
※距離と時間はおおよその目安です
- 楓沢~第一の回廊入口:約700m、所要時間約20分
- 第一の回廊:約200m、所要時間約10分
- 第二の回廊:約200m、所要時間約10分
- 第三の回廊:約700m、所要時間約15分
- 楓沢~第一の回廊終点:約1.3km、所要時間約30~40分
- 第一の回廊終点~第二の回廊終点:約1.2km、所要時間約25~35分
- 第二の回廊終点~第三の回廊終点:約1.4km、所要時間約35~45分
by YAMAP地図をもとに作成
コースのポイント
- スタート地点の目印は国道276号線の「紋別橋」の「楓沢」ガードレール裏側から
- 第一の回廊までは比較的平坦かつ前半は砂利道多し
- 全体を通して倒木が非常に多い
- 第二の回廊入口は急勾配の坂でロープでよじ登る難所
- 第二の回廊も比較的平坦な道
- 第三の回廊は標高差約100mの上り坂、歩行距離が一番長い
登山の注意点
- 熊出没地域のため、早朝夕方の入山は控える
- 熊鈴携帯は有効(あるいは音が鳴るものを携帯 or 声を出しながら歩く)
- 動きやすい服装、トレッキングシューズ(スニーカーだと木や岩をよじ登るとき滑りやすい)
- 軍手があると便利
- ゴミは持ち帰る(最低限のマナー!)
- 苔にいたずらしない(登山マナー!)
- 「第二の回廊」以降は登山経験者推奨
4駐車アドバイス Parking Tips
★国道276号は大型トラックや乗用車、時に軍用車までも猛スピードで走破していきます。路肩を歩くときや道を渡るときは十分気をつけて!!
案1: 紋別橋周辺に1台分の駐車可能スペースが2~3ヶ所あり⇒楓沢入口まで徒歩3~5分
案2: モラップ樽前荘の無料駐車場に駐車⇒楓沢入口まで徒歩約20分
案3: 風不死岳登山口の無料駐車場に駐車⇒楓沢入口まで徒歩約20分
5「苔の回廊」の四季 Season
何となく、四季を通じた「苔の回廊」をのぞいてみました
6月~初夏はもっとも苔が青々として美しい季節
落ち葉と苔のコントラストが美しい秋
豪雪に埋もれてもはや何かわからない状態の冬
6お役立ちサイト Useful Websites
<苔の回廊関連> ※公式情報はないため、基本的に旅ブログになります- 「いつも向かい風」さん「苔の回廊を歩く!支笏湖楓沢から登る樽前山・風不死岳登山の楓沢コースで深緑の絶景を楽しむ」(2016/09/03公開)
┗ 訪問の際に、一番参考にさせていただいた情報。とても丁寧で詳細な解説 - PHOTOWISEさん「支笏湖・苔の回廊が想像を超えてきた」(2017/9/23公開)
┗ 第二の回廊へのルートが詳細で見応えあり - YAMAP「樽前山(東山)・風不死岳」(2022/06/18の記録)
┗ 風不死岳登山口~楓沢~第一~第二~第三すべての回廊⇒風不死岳登頂までの全行程
- 支笏湖洞爺国立公園公式サイト「支笏湖ビジターセンター」
- Wikipedia Japan「支笏湖」
- 千歳市観光サイト「ちとせの観光」「支笏洞爺国立公園 支笏湖」
- 北海道休暇村「支笏湖モラップキャンプ場」
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以上、ご参考になれば幸いです