南アフリカ・ケープ州最南端
冒険家ヴァスコ・ダ・ガマが発見した岬で有名な「喜望峰」
正確には最南端ではなく最南西端なのですが、
喜望峰よりさらに南に下ったところケープポイントがあります
使われなくなった灯台や要塞の麓には
お土産物屋やケーブルカーなど、いわゆる観光施設が集まっています
そんな人が集まるところに目をつけて
南アフリカ原産のマントヒヒ「バブーン」が大量に住み着いていて
我が物顔で車上荒らしをしています
隙あらばかばんに入れた人間の食べ物を奪わんと
虎視眈々と狙っています
札付きのワル一家です
(クンクン)
毛づくろい中ですね
これだけ見れば、実に微笑ましい光景ですが
しかしこの直後、
ある外国の女の子がうっかりバッグの中にしまっていた
甘いオレンジジュースをバブーンに嗅ぎつけられ
強奪されそうになる事件発生
牙を向いて執拗に女の子を襲うバブーン
あたりは騒然となり人垣ができて
別の観光客の男性が果敢にバブーンを追い払って事なきを得ていました
バブーンは食べ物のことになるとホント見境ないので
ケープポイントにお立ち寄りの際は
血を見たくないなら
くれぐれも食べ物を持ち込まないように
終わり