「タヒ(Takhi)」ってご存知ですか?
モンゴル平原に生きる
世界で唯一の野生馬といわれた貴重な馬で
ウランバートル郊外のホスタイ国立公園で大切に保護されています
(正確には一度絶滅して、奇跡的に飼育されていた子孫を繁殖して野生に還しているとのこと)
そんなタヒ
極寒モンゴルの厳しい環境に順応した長毛種であり
ずんぐりむっくりとした、実に愛嬌のあるビジュアルボディなのです

日本でいえば道産子に近く
分かりやすくいえば馬とロバの中間ぐらいで
まつげが長くてつぶらな瞳がプリプリティー♥
そして彼らは極度に警戒心が強く、まったく人を寄せ付けない

彼らはシマウマを祖先に持ち
そのDNAは脚のシマ模様に残されているらしい

訪れたのは3月下旬
まだ雪が残る氷点下のモンゴル平原でした
実に雄大な景色です

ふと足元を見ると、動物の死骸が
ここは国立公園とはいえ柵のない野生の大地
タヒとて捕食者から逃れられない
と思ったら、これはタヒではなく鹿だそうです

タヒの出産・子育てシーズンは夏
ベビータヒが見たい場合は、ぜひ夏の訪問をおすすめします