(公開日2026/07/31)

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西東京市にある「多摩六都科学館」は、1億4,000万個の星が映し出される世界最大級のプラネタリウムドームと、宇宙や人体、機械、自然、地球などあらゆるサイエンスを5つのテーマに分けた展示室からなる参加体験型ミュージアムです。
大人も子どもも、誰もが楽しく科学が学べる本施設の魅力をご紹介します。
<「多摩六都科学館」でのオフショット一覧>
記事では紹介できなかった多摩六都科学館でのオフショットをいくつかご紹介します

科学館の外の広場に設置されていた「オープンプラネタリウム」という構造物
「昼間でも星が見えるよ!」と説明があったので、真っ黒な球体がなんで!?と思ったら、
なるほど、そういうことでしたか…(実際訪れてからのお楽しみ)

展示室1「チャレンジの部屋」に設置された「実物元素周期表」
実物、とは、要するにただの化学式の羅列ではなく、元素記号がより身近に感じられるように、実際にその元素が使われれているものやそれにちなんだ人などが一覧になっている表
わたしの時代は「スイヘイリーベ ボクノフネ……」をただひたすら無機質に暗唱するだけでしたが、これならもっと本質的な意味で覚えられたかもですねぇ

展示室2「からだの部屋」に設置された、からだの骨格がわかるふしぎな自転車マシン
自転車をこぐと、その脚の動きに合わせてみラーメンに突如あらわれた足の骨格が動き出し、表示されます
こどもたちは興味津々でした

KAPLAとは、フランス生まれの木製ブロックで、極端に言えば、木製版LEGOみたいな感じ(ちょっと違うか)
ワンサイズの木のブロックを巧みに組み立てれば、建物や乗り物、動物などもあらゆるものが作れる“魔法の板”として人気の知育グッズらしい
これだけの量を保有している施設は少ないらしく、子どもたちに大人気の自慢のスペースとのことでした

展示室2「からだの部屋」にて
人体模型に接続されている電源ボタンを押すと「筋肉」「血管」「神経」「内臓」「骨格」が光るしくみ
そして、横には実際のおとな一人分の血液量などがペットボトルに入って展示されてます(もちろん色水)
それを見ると、改めて人間はほとんど水分でできているのが分かりますね

展示室3「しくみの部屋」に展示された「メカニカルタワー」
カラクリ時計みたいなかんじで、複雑そうに見えて、意外としくみはシンプルみたいです
ちなみに、この横には時計メーカー最大手のひとつ、シチズン社提供の時計ショーケースがあります
シチズン本社がお隣の田無(たなし)にあるというご縁からパートナーみたいです

展示室3「しくみの部屋」に展示された、昭和30~40年代にロボット博士と称された相澤次郎博士が開発した雷さんロボット「ミスタースパーク」(画像右)
手相を見る占い師のイメージで制作されたそうです
そして驚いたことに、今でも現役で動かせるそうですよ

1階奥にあるあたたかい木漏れ日に包まれた広い休憩室
誰でも無料で利用可能
奥には畳敷きのスペースもあります
持ち込んでお弁当をここで食べたり、こどもたちの社会科見学や団体さんのランチタイムで利用されることが多いみたいですね

展示室4「自然の部屋」に再現された「武蔵野の雑木林」
ただの森かとも思いきや、よくよく見ると、ヘビやカブトムシ、クワガタ、鳥、小動物など、森の生態系が忠実に再現されていました
というか、ヘビはリアルすぎてビビりました

多摩六都科学館ではクイズラリーを常時開催
有料(200円)で発行された専用カードで、館内設置のクイズマシンで出題されたクイズに正解するとポイント付与、一定数溜まると素敵な景品を交換できるそうです
クイズラリー専用カードの券種デザインは6種類から選べて、日によってボーナスポイントデーなんてのもあるようです
詳しくは、公式サイトをチェック!

館内で唯一自由にふれられる隕石「鉄質隕石(てつしついんせき)」、通称「隕鉄(いんてつ)」
隕鉄は、主に鉄とニッケルで構成される隕石で、黒光りしていて、ちょっと黒曜石に似ている
何万光年の宇宙から降ってきた石だと思うと、感慨深いですね

展示室1「チャレンジの部屋」に展示された、日本人宇宙飛行士も多く搭乗した「エンデバー号」頭部実物大模型
地下一階の入口から宇宙船の中に入れるそうです
これは、2階の遊歩道から眺めた図
あたりが薄暗いので本当に宇宙の無重力空間を漂っているみたい

新海誠監督作品・映画『秒速5センチメートル』の実写版で、冒頭の印象的なシーンに登場した「宇宙探査機ボイジャー」
これは2階から眺めた様子ですが、映画公開以来、聖地化しているそうです
さすがSixTONES(ストーンズ)効果

地下1階にあるミュージアムショップ
多摩六都科学館のオリジナルマスコットキャラクターの「ロクト」くんオリジナルグッズのほか、北斗七星にちなんだグッズ、職員手作りによるかわいらしいチャームやアイテムも多数販売されていました
ちなみに、この陳列棚のイメージは「お父さんの書斎」だそうです

1億4,000万個を超える星々を高精細にスクリーンに投影できる光学式投映機「CHIRON II(ケイロン2)」
その実力をいかんなく発揮できる、直径27.5mの世界最大級のプラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」
座席はリクライニング出来てリラックスしながら天体を見上げられます
実に快適な星空散歩でした

今回、個人的に一番興味があった限定イベント「水木サンのみた暗闇 ―ぬりかべに遭った夜―」
プラネタリウムという、完全なる暗闇を再現できるその利点を活かして、水木しげるさんが経験した戦地ラバウルの暗闇を再現した、斬新かつユニークな試み
声の出演は、あのベテラン声優の古川登志夫さん
ひとり芝居ですが、さすがの“聞かせる”すばらしい語りでした

「水木サンのみた暗闇 ―ぬりかべに遭った夜―」企画を担当された科学館天文グループリーダーの斎藤さん(左)と、全体構成を担当された「演劇集団 円」の舞台役者の牛尾さん(右)
プラネタリウムの暗闇を別の使い方で活かせるのではと提案したのは、舞台上の演出で暗転などを日常的に使う牛尾さんのアイデアだそうです
目からうろこの、プラネタリウムの新たなポテンシャルを引き出した本イベント
8月1日の初回は満員御礼だったそう
8月はあと8日と29日の2回、あとは水木さんの命日月である11月に再演されるそうですよ
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あとがき
もともとのきっかけは「水木サンのみた暗闇 ―ぬりかべに遭った夜―」の試写会に興味があって取材を申し入れたことから
多摩六都科学館のことは、実は今回はじめて知りましたが、
想像以上にユニークで、遊び心と学びが詰まっていて、こどもの自由研究にもってこいのスポットだなと思いました
しかも入館料もおとな520円、こども210円と良心的(プラネタリウム付きセット券はおとな1040円~、こども420円~)
それから完全に余談ですが、
「水木サンのみた暗闇 ―ぬりかべに遭った夜―」の試写会当日、あの『進撃の巨人』のハンジ役や『鋼の錬金術師』のエド役などを演じた声優の朴璐美(パクロミ)さんがいらしていたのを自宅に戻ってからXを通じて知りました
ひそかにファンだったのに…
自分の撮影に夢中になり過ぎていました……とはいえ、鈍感にもほどがある自分に、改めて辟易した今日この頃でした
おしまい
<All Photos by Mayumi>
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