(公開日2026/04/10)

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昭和の熱海のにぎわいを牽引した「ホテルニューアカオ」。施設の老朽化やコロナ禍に伴い一度は営業を終了するも、アイコニア・ホスピタリティが運営を引き継ぎ、2023年に復活を遂げました。
現在は昭和レトロで贅を尽くした意匠や歴史建築を継承しつつ、より快適で満⾜度の⾼い滞在体験を提供するため段階的な改装を進めています。
今回は同ホテルの魅力と今後の展開についてご紹介します。
<ホテルニューアカオ・リニューアルに関するオフショット一覧>
2026年度はリニューアル第2弾のフェーズに入った熱海の「ホテルニューアカオ」
今回お披露目されたリニューアル計画をその時系列順にご紹介します

まずはMAP上から見るリニューアル予定施設・エリアのご紹介
【ホライゾン・ウイング】
1.屋上・・・熱海城へのアクセスルート舗装・開通(2026年12月予定)
2.3階・・・レストラン・ボヌール リニューアル(2026年11月予定)
【オーシャン・ウイング】
3.15階・・・サロン・ド・錦鱗のリニューアル(2026年10月)
4.12階・・・キッズフロア(キッズパーク、キッズルーム)新設(2026年7月)
5.1階・・・テラスレストラン新設(2026年6月)
6.1階・・・大浴場新設(2027年2月)
7.客室階全般・・・一部、客室リニューアル予定(2027年2月)
大きく分けて7段階の大規模なリニューアルを計画中!
【2026リニューアル計画第1弾】2026年6月 テラスレストラン・オープン

メインダイニング錦の屋外、まさに波打ち際のデッドスペースを有効活用し、テラスレストランを新設
スペースそれほど広くないので、テーブル席数は限定、そのためランチタイムでの事前予約制を予定
間近で見上げる荒々しい断崖と打ち付ける波、ダイナミックな潮騒のBGM、潮風で、まさに大自然を肌でヒシヒシ感じながら食事を楽しむ斬新な食体験
ちなみに、ここではホテルニューアカオオリジナルのクラフトジンが提供される予定です
【2026リニューアル計画第2弾】2026年7月 オーシャン・ウイング12階を全面的にキッズフロア(仮)に

昭和の頃には宴会場として大いににぎわった大宴席会場「錦松・羽衣」
この広い畳の広間を全天候型の室内プレイエリア「キッズパーク」にリニューアルオープン予定
年齢別に楽しめる遊具を設置するほか、その一角には昭和世代には懐かしい、若い世代には逆に新しい、「昭和」をコンセプトとしたレトロエリアも設置予定
親子三世代で楽しめるエリアになるそうです

さらに、既存のデラックス和洋室とバックヤードとして使用していた空間を有効活用して、計4室の新コンセプトルーム「キッズルーム(仮)」をリニューアル予定
現在のザ・和室の状態からガラリと変わり、「カーニバル」をイメージした陽気でお洒落でワクワクするインテリアに大変身
広さ的には最大8名まで収容可能なので親子3世代でも余裕で快適に滞在できます
【2026リニューアル計画第3弾】2026年10月 サロン・ド・錦鱗をさらに華麗にリニューアル

オーシャン・ウイング15階、全面ガラス張りの大窓から相模灘や熱海の街並みを一望できるダンスホール「サロン・ド・錦鱗」
すでに上流階級の社交場的な気品あふれるビジュアルですが、豪華絢爛なシャンデリアや青い柱はそのままに床面を大胆リニューアルして、ディスコなども楽しめるダンスホールに仕上げるそうです
改装終了後は、この秋、80年代風のディスコイベントを開催予定だそうです

オーシャン・ウイングは海に突き出た豪華客船のようなかたちのホテル
相模灘を望む15階からの眺めは、そんな客船の甲板から海を眺めているような視界が広がります

グランドピアノ越しに眺める熱海の街並み
ちなみに、ここから眺める毎年恒例の熱海花火大会は、まさに目の前で花火が打ち上がる超特等席
ここでの花火鑑賞は大人気のイベントだそうです
【2026リニューアル計画第4弾】2026年11月 レストラン・ボヌールのリニューアル

ホライゾン・ウイング3階にあるフレンチレストラン「レストラン・ボヌール」
こちらも昭和バブルを感じさせるシックでゴージャスな装いの空間で、180度ガラス張りの窓越しに海の大パノラマと食事が楽しめるレストラン
こちらは家具や内装を刷新して、海辺のリゾートを感じさせつつ、クラシカルでどこか懐かしさを覚えるしつらえにするそうです
【2026リニューアル計画第5弾】2026年12月 熱海城へのアクセスルート開通

これまでは、基本的には関係者以外立ち入り禁止の非常口として使用していた、ホライゾン・ウイング屋上の通路
ここを整備して、熱海屈指の観光スポット「熱海城」へダイレクトに出ることができる専用通路にリニューアルするそう
通常はホテル正面玄関からぐるっとまわって急坂を15分歩いて登るか、熱海市内からロープウェーで上がるという手段しかなかったですが、これにより格段にアクセスが向上するそうです
熱海観光を予定している方にはうれしいリニューアルですね
【2026リニューアル計画第6弾】2027年2月 ローマ風の大浴場を新規オープン

同ホテルの開業当初から2018年(平成30年)まで使用されていたオーシャン・ウイング1階の大浴場
施設の老朽化に伴い、長らく休眠状態だったこの大浴場を復活させ、大幅リニューアルを決行
2027年2月に完成予定です

せっかくなので現在の構造をうまく活かして、太い柱を古代ローマ神殿風に見立て、あの名著『テルマエ・ロマエ』を彷彿とさせる大浴場に大変身させる予定だそう
これに併せてサウナと水風呂もつくって、サ活好きにも楽しめる大浴場に生まれ変わるそうです
これは愉しみですね
【2026リニューアル計画第7弾】2027年2月 オーシャン・ウイングの和洋室を洋風モダンに

オーシャン・ウイングの客室のうち、ツインルームの和室を中心に約100室をクラシックモダンな洋室へとリニューアル予定
さらに、これまで使われていなかったスペースなども有効活用して、総客室数は350室から356室へと増室予定だそうです
この大規模なリニューアルによって不要となった和室の畳や調度品等は、今後フリーマーケットへの出品や地域などへの還元も検討されているようですよ

関係ないけど、ホテルニューアカオオリジナルのお茶菓子
やっぱりこのレトロなホテルロゴはインパクトあって良いですよね
遊び心があってたのしい
閑話休題:メインダイニング錦でランチタイムと食後の錦ヶ浦散策

お披露会がいったん終了し、プレスご一行はメインダイニング錦にてランチ会食
それにしてもこのレストランは何度見てもレストランとは思えない、オペラハウスのようなたたずまい
まさに昭和バブルの遺産
これを維持できているのがスゴイ

メインダイニング錦のランチは1品メインオーダー+ハーフブッフェのスタイル
サラダ・お惣菜ブッフェは、品数こそそれほど多くないものの、新鮮地元野菜を使用した一品一品が丁寧な造りで味も絶品
個人的には「ウニフラン」というふわふわのお惣菜がお気に入り

今回、わたしはマグロ丼をチョイス
他の方々は昭和レトロなお子様セットのオムライスとナポリタンセットをオーダーしている人が多かった
とにかく、マグロは新鮮かつ一枚一枚が大ぶりのカットで、味も旨ければ食べ応えも抜群で、120%満足しました

ブッフェのデザートコーナーに用意された手作りプリン
以前昭和レトロフェアの時は、プリンアラモード用の専用器が用意されていましたが、今はフェアが終わったので普通のデザート皿に盛るスタイル
お好みでサクランボなどのフルーツやホイップクリームを贅沢に盛り付けできます

余談ですが、メインダイニング錦へつづく通路には、ホテルニューアカオに関する古い写真や資料などが展示されていて、ちょっとしたギャラリーに
その一つで、この海底ケーブルのような分厚いマテリアルは、岸壁に打ち込まれた数万本のピアノ線のサンプル
このピアノ線のおかげでホテルは絶対に海に倒れ込まないそうです
すごいですねぇ

内覧会が解散して時間に余裕があったので、食後の散歩に熱海の名勝・錦ヶ浦を散策してみました
オーシャン・ウイングとホライゾン・ウイングの間に位置する錦ヶ浦は、宿泊者以外でも見学可能
展望台からの眺望はなかなか絶景ですが、個人的にはそれよりも、ホテルの屋上庭園までつづく階段沿いに設置(放置?)された昭和レトロな調度品や銅像などが面白かった

ここからはホテル宿泊者・利用者のみ入ることができる「屋上庭園」
ホテルより下にあるのになぜ「屋上庭園」なのかというと、メインダイニング錦の“屋上”にあるから
それはともかく、春には桜が咲くので、目の前の断崖と荒波と言い、ここならではの絶景が楽しめそう

錦ヶ浦散策路から眺めた「オーシャンプール」
MAPにあったオーシャンプールは、てっきり海側に設置された普通のプールという意味かと思ったら、文字通り“天然のオーシャンプール”なんですね
これはなかなかスリリングで楽しめそう
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あとがき
今でも十分魅力的だと思うホテルニューアカオですが、時代のニーズに合わせて、よりファン層を拡大するために絶賛リニューアル中です
とはいえ、いまどき流行りのインバウンドには頼らず、あくまでもターゲットは国内客
国内の人に熱海をじっくり楽しんでもらいたい、と
時代に流されず、ブレない方針を貫いている潔さはなかなか好印象ですね
とはいえ、いつ海外のインフルエンサーに目をつけられて、口コミで拡大するか分からないので、気になる方はオーバーツーリズムになる前に早めに遊びに行っておくことをおススメします
おしまい
<All Photos by Mayumi>
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