(公開日2021/07/25 |訪問日 2021/05/24)
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海千山千、広大な自然に恵まれた北海道はまさに絶景の宝庫。そんな北海道には知る人ぞ知るスポットがまだまだたくさん眠っています。
今回ご紹介する乙部町の滝瀬海岸「シラフラ」もその一つ。王道の観光ルートから外れたまさかの乙部町に白亜の断崖が連なる異世界感たっぷりの海岸線が広がっています。その姿はイギリスの絶景「セブン・シスターズ」のよう。
この大迫力のシラフラにぜひ立ち寄ってみてください!
Takise coast is alias “Shirafura” in Ainu priod, means Whitel sloping cliff, is about 15m high and 500m long, situated in Otobe-cho town, the southwest of Hokkaido. I guess it’s very similar as Seven sisters in United Kingdom.
シラフラを訪れたのは朝の10時半過ぎ
潮が引いていたので海岸線はかろうじて歩けたものの
雨が降ったせいで、ところどころに水たまりや地面がぬかるんで歩きにくい
550mぐらい進んだところで、ようやく白い断崖のシラフラが見えた!と思ったら
最後の難関に遭遇
足を踏み入れたら間違いなく靴までもっていかれそうなぐっちゃぐちゃの泥道に立ちふさがれました
そのとき長靴は持っておらず、
回り込もうにも右は海(そこそこ深い)
左は渡りきれないボウボウの藪と岩があって、立ち往生して途方に暮れていたら
たまたまそこに居合わせた、地元漁師っぽいおじさん
途方に暮れるわたしを見かねてか、
おもむろにおじさんが渡る手助けをしてくれました
はじめは「背中に乗れ!」とまで申し出てくれたのですが、
さすがにそこまでは…と思って遠慮していると、
ぬかるんだ泥を深くかき分け、板を引いて、道を作ってくれました
おかげでなんとか無事通ることが出来、お礼を言って、いったんその場を後にし、
シラフラでひとしきり写真を撮ったあと
引き返した先にまだそのおじさんが待っていてくれて
「いい写真は撮れたかい?」「渡れるかい?」と気にかけてくれました
たわいない出来事だけど
ハートフルな出来事にほんわかしたひとときでした
たま~にこうして思いがけない出会いやありがたいことが起こるから、旅は面白いと思います
終わり