(公開日2025/05/09)

日本の象徴・富士山。日本一高い山とはいえ、富士山が見える宿となると実は限定的です。
そうした中で、今もっとも注目されている観光地が芦ノ湖畔の箱根。都心からほど近く、富士山の眺望や自然、歴史、温泉、レジャーと見どころが詰まっています。
世界89ヶ国と日本全国を回った絶景ハンターである筆者が自信をもっておすすめする絶景宿が、箱根の名門「小田急 山のホテル」です。
※記事の内容は2025年2月現在の情報になります
<おまけ:箱根で泊まった「
箱根芦ノ湖 HOTEL RaKuun(ホテル・ラクーン)」のご紹介>
取材の拠点として個人的に滞在したホテルの一つ、「箱根芦ノ湖 HOTEL RaKuun(ホテル・ラクーン)」もとても良かったので、おまけとしてご紹介しておきます

元箱根の中心地からは少し離れた坂の上にある「
2018年に北欧風の外観にリニューアルオープンし、とても爽やかな外観
駐車場も完備(事前予約20台)なのはマイカーにはありがたい
訪れたこの日は雪が降り積もってしまい、坂道が怖かったですが、すぐに目の前を除雪車が通り、融雪剤を散布していました

レセプションの横には充実のウェルカムドリンクコーナーが
キリン生ビールや赤・白ワイン、各種アルコールで自家製サワーも作って楽しめるようでした
オレンジジュースやレモン水など、各種ソフトドリンクもあります

ウェルカムドリンクコーナーの横には、ウェルカムスイーツの棚が用意
カントリーマアムやミニ・ルマンド、懐かしい駄菓子などが一口サイズで用意されてて、地味にうれしい

当ホテルは、食事や温泉などがすべて含まれるオールインクルーシブでした
ひとり宿泊でしたが、シンプルな「洋室ツインスタンダードルーム」に滞在
たぶん冬のオフシーズンだったのでひとりで泊まれましたが、通常は最低2名様から宿泊できるようです(宿泊予約のシステムによると)
ある意味、ラッキーでした

その日のディナーブッフェ
一つ一つ手が込んでいて、料理のクオリティ高い
野菜の鮮度も高くて、飽きさせないメニューの品数
もちろん、味も旨い
自分を含めて宿泊客がもう一組だけだったので、最低限の量にセーブされて盛り付けられてましたが、むしろフードロスに対する好感度大

よくあるホテルや旅館の食べ放題メニューではなく、一つ一つ「ちゃんと手作りしている」、手抜きのない心遣いが伝わる、
見ても食べても美味しい、おしゃれで凝ったメニュー
わくわくしていただけました

ブッフェとはまた別にメインメニューが提供されます
この日のメニューは、確か、豚肉のトマト煮
地元産、箱根山麓豚またはやまゆりポークを使用したものだったと思います
ちなみに夜も、赤ワイン、白ワイン、梅酒、生ビール、日本酒などが飲み放題でした(飲まなかったですが)

フロントには、冷蔵ケースの中にウェルカムデザート(?)まで用意されていました
温泉の湯上がりの後に嬉しいサービス

温泉は、「美肌の湯」で有名な硫黄泉の元箱根の湯
内湯と露天風呂が男女で各1個用意されていて、
宿泊客が少なくほぼ貸切状態、図らずも雪見露天風呂まで楽しめました

一応、こちらは朝のブッフェメニュー
夜に比べメニューはシンプルで、相変わらず量はセーブされて提供されていますが、品数は豊富
フレンチトーストとか、カレーが美味しかった
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ちなみに、「小田急 山のホテル」の代名詞であるツツジとしゃくなげの庭園
今まさにつつじは見頃を迎えており、今年は山のホテル開業77周年を記念して大盤振る舞いに「入園無料」として一般に開放されています
<2025 つつじ・しゃくなげフェア>
- 開催期間:2025年4月下旬〜5月中旬 ※5月14日現在、満開見頃
- 開園時間:9:00〜16:00(最終入場)
- 庭園見学料無料
- 愛犬同伴可
- 開花状況はスタッフブログをご参照ください⇒【こちら】
土日は大変混雑するそうです
できることなら、平日の午前の訪問がオススメです
おしまい
<All Photos by Mayumi>