Ukuraine
(訪問時期:2019年7月)
ここはウクライナの首都・キエフ(キーウ)
海外の旅では基本的にハイソでシャレたレストランには近寄らないのですが、
“ウクライナ名物のヴァレニキ(Verenik)を食べるならここ!”ということで、
現地在住の日本人の方からおすすめしてもらったレストラン「ペルバック Pervak(Первак)」を帰国当日の空き時間に訪問
日本の丸の内とかにもありそうなおしゃれな外観
予約無しで来たけど、店内はそれほど混んでないようですんなり通されました
店内のインテリアもなかなか凝っててファービュラス
店の奥では若い男女がたいそう盛り上がっていて、かなり合コンのノリ
そんな騒がしいテーブルの目の前に地味なアジア人が一人通されて、「ウェイター、空気読めよ(怒)」と思ってしまった
渡されたメニュー見ると、ウクライナ語と英語表記…かと思いきや、結局ちんぷんかんぷん
それよりも、ウクライナ滞在で過ごしてきた物価からすると一段も二段もグレードが高い
とはいえ、ここまで来てハズレ引くのももったいないし、何よりウクライナ最終日だったので、ここは腹を決めて店員さんにおすすめを聞いてみた
で、まずは前菜に出てきたのは「BBQシーフードサラダ」(369フリヴニャ=約1700円)
メニューには見本写真が無かったので、思わぬゴージャスさにびっくり
タイガーシュリンプとサーモン、ホタテの贅沢BBQサラダは、どれも肉厚でプリプリ、ボリューミィ
ムール貝のチーズ焼きも上品な味わいで、新鮮サラダは付け合せのドレッシングが絶妙に旨く、付け合せのパンですらやみつきになるほどの美味しさ
さすが1700円、クオリティが違う
そしてお目当てのウクライナ名物のヴァレニキ(124フリヴニャ=約570円)
ヴァレニキとは、モッチモチの皮に肉や野菜、きのこ、チーズなどの餡を包んだ洋風水餃子で、なんとなく中国の水餃子やチベットのモモにも似ている
餡の中にはバターが包まれていて、口に含むと肉汁ならぬ芳醇なバターがジュワ~っと溢れ出す
これに、脂身、カリカリオニオン、パルメザンチーズ、スメタナ(サワークリーム)の4種の薬味が添えられ、味に変化をつけてより美味しくいただく
なかなか旨いし、ジューシーでボリューミィ、腹持ちがいい
しかし、前菜が運ばれてからこのヴァレニキにありつけるまでおよそ35分
「これ以上待つのだったらオーダーキャンセルする」と伝えたら「もうすぐできる」と慌てて運ばれてきたシロモノ
運ばれてきたものを見て「これ、30分以上も調理にかかるシロモノ?!」と疑いを持ちつつ、
空港へ引き返さなければならない身だったので、じっくり味わう余裕もなく、口にかき込む羽目に
一応、旅の終わりを祝して、当店オリジナルのペルベックラガービール(50フリブニャ=約230円)を注文(ヴァレニキの前に出てきた)
まぁ、キエフ郊外でスピード違反で立て続けに2度も捕まった直後だったので気分的に乾杯どころではなかったのですが……
とにもかくにも、美味しいウクライナ料理を楽しめてよかったです
(そして、この後地下鉄で電車トラブルによる運休に遭い、あわやフライトに間に合わないかも…というヒヤヒヤドキドキの体験を味わうことになります)
終わり
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