
Pakistan
(訪問時期:2018年4月)
パキスタン北部のフンザ
世界第2位のK2(標高8,611m)をはじめ、7,000m級の高山に囲まれた辺境の桃源郷
登山家・長谷川恒男さんが愛した土地としても知られています
そんなフンザ滞在時に、しばらくお世話になった「Karimabad Inn」

そのオーナーに、今夜はフンザならではの食事が食べたいとオーダーして出てきたのがこちら

オーナーは「ローカルピザ」と教えてくれましたが、
おそらく「ギルミィンディGhilmindi」という薄焼きクレープだと思います
ギルミィンディは、鉄板で焼いた薄焼きクレープ(チャパティ)に、カッテージチーズやネギあるいはオニオン、ミント、コリアンダー等をはさんで、アプリコットオイルなどを塗ったもの
カッテージチーズの塩味やスパイスが効いて、ネギ風味の総菜クレープみたいな感じ

これはフンザでは定番の朝食メニュー
チャパティ、フライドエッグ、そしてチャイ
たった1個のフライドエッグの黄身に付けたり、白身を挟んだりしてちまちま食べるのが一般的

やっぱりチャパティ
何かの実や麦などを混ぜたソースと一緒に

またしてもチャパティ
これもひき肉炒めとともに

やっぱりチャパティ、そしてこれも定番カレー(具はビーフ)

ちなみに、食事のお供は常に「チャイ」
中東や中央アジアでは定番の、甘い甘~いミルクティー

それから、「これが伝統的なフンザのパンだ!」とまちの商店のおやじさんが持ってきたパン
直径25cmはあろう丸く厚く巨大なパン
中東や中央アジアで見られるナンとはちょっと違う
テニスや卓球ができるんじゃないかと思うほど固く、食感パサパサで水分ぜんぶ持っていかれる感じ
ただ、特産のブルーベリージャムが恐ろしいほど激ウマ(1瓶180円程度)
フンザは杏(アプリコット)や果実が特産なのです
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こうしてみても、フンザの食事は素朴で粗食で、量も割と控えめ
ただし、アプリコットオイルはたっぷり使うらしい
長寿で有名なフンザ人、その秘訣が少しわかる気がしました
終わり
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