<記事作成日 2017年7月6日|更新日 2024年9月29日>
かつてフジが放送した「世界の絶景100選」で第一位に選ばれた、ミクロネシアに浮かぶ絶海の孤島「ジープ島」
日本人しか訪れることができない、徒歩5分で周れる小さな島へ
わたしが訪れたのは2016年4月、その当時の記録をまとめてみました
1所在地 Location
ジープ島は、ミクロネシア連邦チューク州、チューク環礁(旧トラック環礁)に浮かぶ、直径34mほどの豆粒みたいな小さな島
日本からグアムに飛び、飛行機を乗り換えてミクロネシア連邦のモエン島チュークへ、そこから送迎車で「ブルー・ラグーン・リゾート」へ移動、小型ボートに乗り換えて約30分で到着します
2ジープ島基本データ Basic Date
- 島の直径約34m(1周100m程度、徒歩3~5分)
- 年間平均気温30℃
- 水温28〜30℃
- 12〜4月乾季、6〜10月雨季
- 環礁内のため嵐などは基本的に無いものの朝晩のスコールは多数
- サンゴ礁でできた島なので蚊がいない(大ヤドカリはいる)
- 雨水タンクが生活用水(水道無、シャワー施設無)
- 夜間のみ自家発電(充電可能)
- 通信電波圏外(スタッフ専用の無線のみ)
- 手動式水洗トイレあり
- 宿泊コテージは男性棟と女性棟の各1棟、基本雑魚寝(最大収容15名)※女性棟は2024年春にリニューアルされたそう
- 3食付き(日本人向けの味付けメニュー)
- フリードリンクあり(コーヒー・紅茶、ミネラルウォーター等)
- 日本人常駐スタッフ1名(アクティビティ、その他事務担当)、現地人スタッフ2名(調理、家事全般担当)
3旅予算 Budget
ジープ島3泊4日滞在ツアー(2016年4月当時)
【総額費用】 ※USD1=約113円計算
費用合計 117,630円(3泊4日ジープ島滞在分のみ)
【内訳】
- グアム⇔チューク往復航空券(ユナイテッド航空)5,490円(これはマイルの不足分。ホントは往復4万円位)
- 3泊4日ツアー(ジープ島滞在費+空港送迎) 76,000円
- チューク出国費用 USD20(約2,240円)
- 初日のランチBOX代 USD10(約1,130円)
- 現地シュノーケルツアーUSD120@回×2回=USD240(約27,120円)
- シュノーケル(USD5@日)+フィン(USD10@日)×2日=USD30(約3,390円)
- 現地スタッフへのチップ(3泊分) USD20程度(約2,260円)
※2024年9月現在はUS$1=143円なので、およそ1.43倍とすると総額18万円前後(オフシーズン)
ツアー料金のおおよその目安
5日間のコースで、
オフシーズン=18万円台位(最安値)~ハイシーズン=28万円台位(最高値)
- 上記料金には、航空券代、空港送迎代、ホテル&ジープ島の宿泊費含む(空港諸費用は別途)
- 航空券には別途燃油サーチャージがかかる場合あり
- ダイビングやドルフィンスイム等のアクティビティは、別途現地でのオプション払い
<シーズンの目安>
ハイシーズン:GW、8月のお盆前後、年末年始
ミドルシーズン:3月後半の春休み期間、7月~9月の夏休み期間、連休など
オフシーズン:上記以外の期間
★その他、詳しいツアー料金の概要については、こちらのサイトをご参照ください(為替の影響で多少増減すると思います)
4ジープ島滞在で驚いたこと

- ネットが全くつながらない
- 電気の充電は18時~22時まで
- 基本、時計がないので体内時計発動(島時間流れる)
- からだと洗濯用の水は、文字通り“バケツ一杯の雨水”のみ
- 日焼け止め、ヘアケア商品、化粧品、ケミカル含有のものは一切使用NG
- 日差しが激しく強い(長そで長ズボンのラッシュガード忘れて火傷に近い日焼けした)
- 女子部屋の小屋に想定外の“G”が出て悲鳴を上げた ※旧コテージにて
- 女子部屋の中が異様に蒸し暑く寝苦しい(男子部屋は涼しいらしい)※旧コテージにて
とはいえ、人間とは順応する生き物なので、案外すぐ慣れて平気
ネットが使えなくて落ち着かない状態も割とすぐ慣れます
5ジープ島滞在中で良かったこと

- インストラクターの柴崎さんがとてもいい人(シュノーケリング親切に教えてくれた)※2016年当時、2024年現在はTARAさんという方が常駐
- 食事がどれもとても旨い(味付けもメニューも日本風)
- 海とハウスリーフ(島周辺のサンゴ礁)が極上の美しさ
- 蚊がいないためビーチで布団引いて星空の下で寝るという、まさに無人島的な稀少体験(でも突然のスコールで飛び起きた)
- 現地の人は金目のモノ(現金は別)に全く興味を示さないので盗難等の心配は無用
- 島には巨大なヤドカリがたくさん生息していて、夜と早朝出没
- 島のマスコット犬(ジープくんとビキニちゃん)がかわいい
- 朝日と夕陽が超絶景
- 少なくともトイレは洋式水洗なので落ち着いて用を足せる
- シャワールームでは海を見ながらからだを洗う得した気分
- 星空、天の川すごい(要三脚)
- スコール後はダブルレインボー、運が良ければトリプルレインボー出現
- コーヒー紅茶バナナ食べ放題
何より、

- 何からも干渉されず、ひたすらぼーっとできる時間が贅沢
- ヤシの木陰でハンモックに揺られながら読書、昼寝、日記、写真、時々シュノーケリングの悠々自適な無人島生活を体験
- 女性は、化粧など武装する(?)必要がないので日々らくちん
時間に追われない生活とは、実にノーストレス
いつから失ってしまったのか、社会人になってから味わえるのはとにかく貴重
何かにつけ余裕のない日本人だからこそ、こういう時間が時には必要なのかもしれないですね
6参考サイト
ジープ島公認&公式サイトリスト
※ジープ島は個人では行けません。ツアー参加必須
- ジープ島公式サイト「JEEP Island」
┗ 1999年ジープ島発足以来に続く老舗サイト。ジープ愛がこもってる。写真も説明もたっぷり。 - ジープ島公式Instagram @jeepisland_official
┗ 最新情報を日々更新中 - ジープ島公式ガイド「JEEP ISLAND」
┗ 情報は未更新ですが、詳しい - 「吉田宏司の庭」
┗ ジープ島の生みの親かつBlue Lagoon Resort経営者のコラムやエッセイ、活動の紹介など
- 「Blue Lagoon Japan(ブルー・ラグーン・ジャパン)」
┗ ジープ島の日本総代理会社、ジープ島の拠点となるチューク・ウエノ島に「Blue Lagoon Resort」ホテル運営 - ジープ島公認旅行社「ARC TRAVEL HOLIDAYS」
┗ 東京、大阪、札幌、名古屋、福岡発からご用意 - ジープ島公認旅行社・株式会社オアシスツアーセンター「Vacation 21」
┗ 東京(成田・羽田)、関西、中部(名古屋)発から5日間~6日間プランご用意 - World Explorer(ワールドエクスプローラー)
┗ 成田発、名古屋発、大阪発からご用意 ※2024年現在対応されているか不明 - T-Travel アーク・スリー・インターナショナル「JEEP ISLAND」
┗ メルヘンな雰囲気がかわいいサイト。ツアーも紹介 ※2024年現在対応されているか不明 - パラダイスプラネット株式会社「JEEPISLAND」
┗ ブログ形式のかわいらしいサイト。写真がきれい。 ※2024年現在対応されているか不明 - 株式会社NKワールドウェイズ「JeepIsland」
┗ コンパクトにまとまったブログ形式のサイト。ツアー申込特典アリ ※2024年現在対応されているか不明
ジープ島の基本情報
Related Jeep Island info
- Diver Online「夢かなう、ジープ島」
┗ 月刊ダイバーの「ジープ島」で検索。写真きれい - Wikipedia Japan「ジープ島」
- Wikipedia Japan「チューク諸島」
- Wikipedia Commons Media「チューク諸島」(画像集)
- ガラパイア「ミクロネシア、チューク諸島に沈む日本軍艦船、太平洋戦争の爪跡」
┗ 沈没船の写真が生々しくも儚く美しい
ジープ島体験ブログ
- 「ジープ島に行ってきたよ!」
┗ 体験者目線で細かく詳細に丁寧に紹介されているので、実際の滞在イメージ掴みやすい。 - 「Travel Kurarin」さん
┗ 2024年最新情報。ジープ島に関しての情報が網羅されていてわかりやすい
<自分の体験記(2016年4月当時)>
こんなところでしょうか。
最後に、
ジープ島に滞在した旅行者のうち、寄せ書き帳に記名した者の特典としてクリスマスカードがジープ島から届きます ※2016年当時、今は不明
夢のある心ニクい演出です
▼訪れた年のクリスマスに届くクリスマスカード

以上