(公開日2017/04/04)
※Compathyサイト閉鎖に伴い、同サイトに寄稿した記事を転載したものです

こんにちは、Compathy MagazineライターのMayumiです。
日本にも神道や山岳信仰ゆかりのパワースポットがあるように、世界中には心を癒してくれるスピリチュアルな聖地が数多く存在しますよね。
今回はそんな中でも、アメリカ合衆国のネイティブ・アメリカン(先住民)の聖地5つをご紹介します。
セドナ(アリゾナ州)

世界最強のスピリチュアルなスポットにしてヒーリングスポットである米国アリゾナ州に広がるセドナ。この赤茶けた大地の奇岩群は、ボルテックスという大地のエネルギーが渦巻き状に湧き上がる聖なる場所としてネイティブ・アメリカンから厚く信仰されています。
この地のパワーに魅せられ、ハリウッドスターや多くの著名人らが別荘を建てる一方、世界中から年間400万人の観光客が押し寄せる一大スピリチュアルスポットとなっています。
マウント・シャスタ(カリフォルニア州)

カリフォルニア州北部、カスケード山脈の最南端に位置する、2つの頂を持つマウント・シャスタ(標高4,317m)。
山の雪解け水が伏流水となって大地を潤し、豊かな恵みをもたらしてくれます。先住民らは、生命の源であるこの水に感謝し、山そのものを偉大な聖地とみなしたのかもしれません。
なお、この水は、わたしたちがよく知るミネラルウォーター「クリスタル・ガイザー」の水源でもあります。
モニュメントバレー(ユタ州/アリゾナ州)

「記念碑(Monument)」のような岩山が立ち並び、「アメリカの原風景」として、また「世界一美しい朝日」の異名を持つモニュメント・バレー。
古くから先住民ナバホ族の聖地であり、今でもインディアン居留地区としてナバホ族の管理下に置かれたエリアです。
数々の映画、CM等に起用された人気のモニュメント・バレーでは、個人で観光できるエリアが制限され、特に飲酒運転は禁物。警察に捕まりますので、ドライブには十分ご注意を。
ブラック・ヒルズ(サウスダコタ州/ワイオミング州)

サウスダコタとワイオミングの州境にまたがるブラック・ヒルズ。
先住民スー族により、「パハ・サパ(黒い丘)」として精霊の宿る聖なる土地として崇拝されました。しかし、19世紀のゴールドラッシュにより金の鉱脈を狙う白人と先住民らの間で抗争が起こり、ブラック・ヒルズも破壊されたとか。
現在、ブラック・ヒルズの一角には、歴代大統領の顔が岩壁に刻まれたラッシュモア国立公園やクレイジー・ホース記念碑、ウインドケーブ国立公園などの観光スポットが点在しています。
デビルスタワー(ワイオミング州)

地下から隆起したマグマが冷えて固まり、柱状節理に覆われた巨大な岩山・デビルスタワー。
先住民アラパポ族らは、柱状節理で割けた岩の柱をグリズリーベアが引っ掻いた跡だと信じ、古くから熊信仰が続いたとされています。
デビルスタワーは、スピルバーグ監督の代表作の一つ「未知との遭遇」に起用され、以来、全米に知名度が広がったといわれています。
おわりに
日本でも「聖地巡礼」がブームになっているように、いつの時代も、「聖地」に惹かれ赴くことは、自分が何か癒しを求めていたり、自分と向き合う大切な時間を必要としている、そんな気がします。
日常にちょっと疲れたり、自分を見失いそうになったら、ぜひ自分なりの「聖地」へ、リフレッシュにお出かけしてみてください。
若かりし頃、グレイハウンドの長距離バスを使って
約2か月間のアメリカ放浪旅をしました
そのさい、若気の至りというか何というか、
結局足がそれしかなかったので
仕方なく、最寄りの町から国立公園の観光スポットまで歩いて移動したりしてました
車社会のアメリカでは考えられないことです
しかも、アメリカはカラカラに乾いた大地が多い
そんな中、自殺行為ともいえる行動に出くわしたパークレンジャーは
「クレイジー!水もほとんど持ってないのに!死ぬ気か!?」と
よく呼び止められ、怒られて呆れられて、挙句、レンジャーの車でそのスポットまで送り届けてもらったりしてました……
(おまけに水まで恵んでもらったり…実に迷惑娘でした)
帰りは帰りで、道路をトボトボ歩いて戻っていると
見知らぬご家族から呼び止められ、
「あなた何やってるの!?必要なら載せてあげましょうか??」と
逆ヒッチハイクを受けることもしばしば
若気の至りとはいえ、ひどい旅でした
ご迷惑をおかけした大人に謝りたいです
まぁ、今は徒歩移動なんて全く考えられないので
米国ではレンタカーでガンガン飛ばしてます
終わり
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