【訪問場所 Visited Site】ソコトラ島 Socotra Islands, Yemen
※文中の料金等は2020年3月現在のものです
ソコトラ島訪問マップ Socotra visited Map
キャンプ旅3日目（ソコトラ島滞在4日目）、今回は引き続き島北西部にあるデトワ・ラグーンです
マークをクリックするとスポット一覧が表示されます
「」をクリックすると元の画面に戻ります
本日のプログラム
本ページでは、デトワ・ラグーンをご紹介します
- ディクサム台地 Dixam Plateau：再度天の川と日の出鑑賞
- カランシア村 Qalansiyah city：デトワ・ラグーン最寄りの村
- デトワ・ラグーン Detwah Lagoon Ramsar Site：ソコトラ一美しいラグーン、名物の洞窟おじさんがいるビーチ
キャンプ旅3日目の夜は、デトワ・ラグーンのキャンプサイトに滞在しました
デトワ・ラグーンのキャンプサイトへ
空に飛び交うエジプトハゲワシ
慣れとは怖いもので、
もはや絶滅危惧種のありがたみも希少性もどうでもよく、
なんなら厄介者扱いになってきました
キャンプサイトに戻ると
鳩のようなカラスのような固有種のソコトラムクドリ
ニワトリまで乱入
そしてやっぱりヤギも来る
午後はすっかり潮が引いてました
ずっと気になっていたラグーンの向こう、
島のように見える緑のところまで行ってみたいと思います
潮が引いて置き去りにされたボート
15分歩いても全くたどり着ける気配がないので
潮位も上がってきたため、ここらでギブアップ
あとで聞いたらあれは島ではなく
単に砂州の上に生える草で面白みはないそう
手前の深いコバルトブルーはそこから急に深くなっているのではなく
海藻がびっしり生えています
ちなみに砂州の向こうは深いのでイルカやクジラもやってくるそうです
さんざん脅されていた超危険生物・アカエイ（Sting Ray)がいよいよ足元に！
砂と同化してちょっと分かりづらいけど
確かにエイの形をしてユラユラ不気味にうごめいている
アカエイは細長い尾に猛毒の針が仕込まれていて
それで刺されると人によっては死に至るほど強烈らしい
気づくと1匹ではなく2匹いた
ただ、アブドラおじさん曰く、アカエイも食べると美味しいそうです
ビーチに上がると
干からびた猛毒のアカエイの亡骸が……
カブトガニみたい
展望台にて夕日鑑賞
日が暮れるはじめた17時頃
再びデトワ・ラグーンの展望台へ向かう
ここはソコトラ屈指の夕日の絶景スポットなのです
すっかり潮が引いたラグーン
白砂のビーチが夕日に染まる
展望台はこんな瓦礫の山
柵は当然なく強風なので足元注意
ロマンチックな美しい眺め
アラビア海に沈む夕日
今日も一日お疲れさまでした
完全に日が沈んだら、恒例のマジックアワーショー
キャンプ飯で交流
さて、お次は夕飯の時間です
この日は他のツアー（10人ぐらいのツアー団体とベルギー人夫妻の2組）と合同キャンプ
（といってもあばら家の半個室とテントは別）
シェフやガイドらが協力して一緒にご飯を仕込みます
ここでちょっと火を借りて
日本から持ってきたサトウのきりもちをアルミホイルで焼かせてもらい
砂糖醤油とバター醤油の2種類のタレを作って
調理スタッフらに試食紹介
「ジャパニーズ・トラディショナル・ライスケーキ旨い！」と大好評いただきました
ついでに持ってきたインスタントの味噌汁はあまり評判良くなかった……
火係の陽気なお兄ちゃん
ソコトラ人の男性は気さくでいい人が多い
（英語は片言だけど）
お魚担当
網でじっくり焼く
魚だけは鮮度抜群なので味は折り紙付き
こちらが本日のディナーメニュー
・じゃがいもとトマト、人参ツナのカレー炒め
・缶詰の煮豆
・シンプル焼き魚
・細麺のパスタ
・今朝の残り物のホブス
ソコトラ島は調味料・スパイスが塩、胡椒、油ぐらいしか無いから
レパートリーが限られるんだよね
食事が終わって20時半にはテントに戻り、就寝の支度
ソコトラの人たちはみな、ほとんど顔見知りなので仲良し
夜遅くまで語り合ってました
夜中トイレに起きたらもちろん真っ暗闇
草むらの向こうにあるトイレに行くのも一苦労でした（懐中電灯は絶対必須）
そうして本日も天の川撮影にチャレンジすべく早起きしました
続く
