(公開日2018/03/09 |訪問日 2018/01/20)
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フィリピン・ルソン島北部、棚田で有名なバナウェからもほど近い山岳地帯に位置するサガダ。1万人程度の小さな山村ながら住民の95%がクリスチャンというこの地には、それよりもはるか昔から信仰される自然崇拝に基づく独特の埋葬風習「ハンギング・コフィン(懸棺葬)」が存在します。
近年では奇界遺産としても注目されたこのふしぎな風習、是非その目で確かめに出かけてみませんか?
Hanging Coffins on the cliffs in Sagada, Philippines is a very mysterious and unique ritual custom for one of Filipino minorities in the world. Now it’s getting popular for Japanese tourists that influenced the Japanese TV program titled “Crazy Journey”.
訪れた当時は
ガイドくんの男の子からひたすら早口の英語で説明されたので
半分ぐらいしか理解できなかったのですが
この記事を書くにあたりじっくり内容を調べたら
棺の中はそんなことになっていたのかと
若干ゾッとしました
大きなからだの場合は無理やりにでも押し込めるために
骨を折るとは・・・(汗)
2010年を最後に廃れつつあるこの埋葬風習
「ハンギング・コフィンで埋葬されたいは思わないの?」
とガイドくんに尋ねたら
「ぼくはいいかな」と苦笑い
情報化が進み現代社会の波がこんな田舎でも押し寄せている今
若い人にはもうなじまないのかもしれないですねぇ
こうして2000年の伝統は終止符を迎えようとしています
終わり
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