Compathy Magazine

(公開日2016/06/07)

※Compathyサイト閉鎖に伴い、同サイトに寄稿した記事を転載したものです

 

【Compathy】探検好き必見!フィリピン最後のフロンティアで衝撃の地底河川探検クルーズ
探検好き必見!フィリピン最後のフロンティアで衝撃の地底河川探検クルーズ

 

こんにちは、Compathy MagazineライターのMayumiです。

「探検」とか「冒険」ということばにはふしぎな魔力というか魅力があって、何だかワクワクしますよね!

フィリピン最後のフロンティアとして知られるパラワン諸島には、世界でも珍しい地底河川の流れる巨大洞窟でのクルーズが人気となっています。

今回はクルーズ内容をご紹介します。

 

世界遺産「プエルト・プリンセサ地底河川国立公園」とは?

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プエルト・プリンセサの洞窟クルーズの入口

マニラから飛行機で約1時間半、さらにプエルト・プリンセサ市内から乗り合いバンで約2時間のところにある小さな町サバン。

この街がプエルト・プリンセサ地底河川国立公園の拠点となります。

エルニドからもアクセス可能ですが、その場合、片道約6時間の狭い乗り合いバンに詰め込まれ、暑苦しい地獄を味わうのであらかじめご覚悟ください。

セントポール山の地下鍾乳洞から南シナ海につながるこの川は、全長約8.2㎞と世界最長を誇ります。

また、潮の影響を受けた独特の生態系をもつ下流域の自然とともに、その類まれなラグーンの景観美で1999年、世界遺産に認定されました。

しかし、その名が一気に知れ渡ったのは約12年後の2011年、「新・世界の七不思議」に選ばれたことがきっかけだといわれています。

 

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大人気の洞窟クルーズは待合客で大混雑!

自然保護の観点から、現在は完全予約制となっており、現地ツアーに参加するのが一般的となっています。

洞窟に入ることができる1日のボート数と1台のボートの定員数の関係で、ピーク時の待ち時間は1~2時間になることも!

念のため、暇つぶしグッズがあると退屈しないですむでしょう。

 

洞窟内で口を開いてはいけない理由とは?

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洞窟内はコウモリの臭いが立ち込めています

一般的に観光が許可されているのは入口から約2kmの距離、つまり45分程度のボートクルーズとなっています。

クルーズ料金には多言語機能付き音声ガイドが含まれており、日本語ガイドに切り替ることも可能です。非常にありがたいですね。

その際、繰り返し忠告されるのが、「洞窟内で口を開いてはいけない」ということ。

というのも、天井にぶらさがるおびただしい数のコウモリの糞便が口に入ってしまうからだとか。

そんな笑えない悲劇が割と頻繁に起こるそうです。

 

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切り立った鍾乳石がボートに迫ります

洞窟内でのフラッシュ撮影、もちろん岩壁などに触ることも厳禁です。

ボートの船頭が持つライトだけが道しるべ。

わずかなライトの灯りと経験だけを頼りに、漆黒の闇の中を鋭い鍾乳石をかわしながら操舵する船頭はさすがプロ!ジェットコースター並みのスリルが味わえます。

 

いろんなかたちに見える鍾乳石、そしてクライマックスのドームは圧巻!

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クライマックスにある巨大ドームの大聖堂

鍾乳洞にありがちな「○○に似ているシリーズ」はもちろんこの洞窟にも存在します。

馬、マッシュルーム、人形etc…。

ぜひ自分なりに探してみてください。

そして、クライマックスにあるこの巨大ドームの大聖堂。圧巻の一言です。

 

おわりに

ヘルメットとライフジャケットを羽織っての地底探検クルーズは、子どものころテレビでよく見た「川口浩探検隊(←昭和ネタ)」を彷彿とさせる、スリルと興奮のアドベンチャラスな体験ができます。

また、プエルト・プリンセサには、エルニドに匹敵するほどの美しいラグーンに、セントポール山でのジャングルトレッキング、少し足を延ばせばジンベエザメウォッチングが楽しめるダイビングスポットまであって、ワクワクするアクティビティが目白押し。

高級リゾートして欧米人にも人気の高いプエルト・プリンセサ、ぜひ今後訪れてみてはいかがですか。

 

<All Photos by Mayumi>

 

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