(公開日2016/07/02)
※Compathyサイト閉鎖に伴い、同サイトに寄稿した記事を転載したものです

こんにちは、Compathy MagazineライターのMayumiです。
海にプールに夏本番!水の涼が恋しいそんな皆さまにおくる今回のスポットは、フィリピン・マニラ郊外にある「フォーチュン・アイランド」。
マニラから日帰り可能なこの離島は、南洋のフィリピンにあるにもかかわらず、なんとギリシャ風の建築がそびえたっているのです。
この独特のギャップでフィリピン人に愛される穴場の人気スポットをご紹介します。
マニラ郊外にある「フォーチュン・アイランド」

フィリピンの首都マニラの中心部からバスで南へ約2時間。小さな港町ナスグブがフォーチュン・アイランドの拠点となります。
そこからさらにボートに乗り換え進むこと約1時間、現れた離島の岩壁には、「ここは古代ギリシャか、エーゲ海か」と目を疑うような白亜の神殿がそびえ立っています。

白亜のギリシャ風建築とオリエンタルブルーの海のコントラストはまさに絶景。島には、なんとビーナスやライオン像まで置かれています。
なぜフィリピンにパルテノン神殿が?

実はこの島、1995年にオープンした、かつてのリゾートアイランド「フォーチュン・アイランド・リゾート・クラブ」。
当時は政治家など選ばれし上流階級の方々が利用していた高級リゾートでしたが、経営トラブルにより2006年、あえなく閉鎖。
以来、次の持ち主が現れる2013年まで野ざらし状態だったそうです。

当寺は、コテージからクラブハウス、スイミングプールやバスケットコート、この島の周辺に沈むスペインの沈没船のレプリカを展示した船舶博物館やヘビなどの爬虫類動物園までそろっていたフォーチュン・アイランド。しかし今では、当時の面影は全く残らず、朽ち果てています。
島を楽しもう!

フォーチュン・アイランドの魅力は、ギリシア風建築だけにとどまりません。
フィリピンならではの飛び切り透明度の高い美しい海に囲まれ、高さ10mほどの崖からダイブするスポットがあるほか、シュノーケリングやダイビングまで楽しめます。
もし体力に自信があれば、島東部に設置された灯台へのトレッキングもおすすめです。
おわりに
フォーチュン・アイランドのパルテノン神殿は、実はリゾート開発のなれの果てでした、という実にわかりやすいオチでしたが、フィリピンにはこうした日本人にはまだなじみのない、魅力的な離島が数多く存在します。
誰もが知る人気の離島もいいですが、ときにはローカルだけが知る人気の離島を探してみるのも旅の醍醐味のひとつ。
遠くて意外に近いフィリピン。ぜひこの夏、遊びに訪れてみてはいかがでしょうか。
世界有数の島の多さを誇るフィリピン
なんたって7,000以上もの島があるため、
日本人に知られているのはわずか1%もないと思われます
なので、フィリピンに長く滞在していると
聞いたこともない島のツアー募集の広告を見かけたりします
まぁ日本でも、外国人にとってマイナーなローカルツアーはどこにでもありますよね
そんな感じです
ちなみに、フィリピンではFacebookを使って募集をするケースがほとんどです
日本人にとっての情報収集がTwitterであるように、
フィリピン人にとってはFacebookがもっともおなじみのツールなのです
このフォーチュン・アイランドは
フィリピン人の英語の家庭教師に教えてもらった島で
今回の経験で、フィリピンにはまだこうした魅力的な島がたくさん眠っているのだと実感しました
近いうちにまた新たな観光スポットを開発すべく、フィリピン練り歩きたいと思います
終わり
<All Photos by Mayumi>
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