(公開日2016/12/06)
※Compathyサイト閉鎖に伴い、同サイトに寄稿した記事を転載したものです
こんにちは、Compathy MagazineライターのMayumiです。
インドといえば、タージマハルや悠久のガンジス河。
そんな固定概念を覆す圧倒的な大自然が、インド最果ての地・チベット仏教の聖地ラダックに存在します。
今回はそのラダックの中でも、「月世界」の異名を持つ奇岩地帯ラマユルについてご紹介します。
リトル・チベットの聖地ラダックとは
ラダックは、パキスタンや中国、アフガニスタンとの国境に面したインド最北部の、標高3,500mを超える山岳地帯に位置します。
かつてチベット仏教で栄えた山岳都市は、19世紀にインドに帰属してからもその文化が色濃く受け継がれ、現在では「リトル・チベット」でも親しまれています。
冬場は雪の影響で通行止めになることから、夏場の短い期間にしか訪れることができないインド最果ての秘境となっています。
天空にそびえる「ラマユル・ゴンパ」
ラダックの中心都市、レーから西におよそ120kmのところにあるラマユル。
標高3,500mの崖の上に建つ「ラマユル・ゴンパ」は、ラダック最古にして最大のチベット仏教の僧院の一つです。
6~7月にはラダック最大級のカブギャット祭が開催され、多くの修行僧や巡礼者などで賑わいます。
ラマユルに広がる「月世界」
ラマユル・ゴンパの目の前に広がるのは「月世界(Moonland)」の異名を持つ奇岩地帯。
草木も生えない荒涼とした大地を月面にたとえてつけられた名です。
まさに月面世界に迷い込んだかのような不気味さと、畏怖の念すら感じられる神々しさに思わず息を呑みます。
ほとんど雨の降らないラダックでは荒涼とした大地が果てしなく続いていますが、一方で、インダス川がもたらす恵みや山の雪解け水によって、渓谷には美しい緑のオアシスも点在しています。
おわりに
カラコルム山脈とヒマラヤ山脈に囲まれたラダックは、トレッキングの聖地としても世界的に知られています。
チベット文化に親しむもよし、トレッキングでアウトドアを満喫するもよし、他のインドには見られない、さまざまな魅力がラダックには詰まっています。
ぜひ次回の夏の旅に訪れてみてはいかがですか。
インド最果ての地ラダック
そこはパキスタンの国境にほど近く、カシミール高原のある山岳地帯です
標高3,000m級の山岳都市なので、
常に富士山頂にいる感じで、軽い高山病を発し、息が苦しい
高山病対策のロキソニン(バファリン)は決して手放せません
そんな険しい秘境のラダックで
まさかの日本人の多さに遭遇
衝撃的でした
純粋に山好きなのか
わたしのように、インド最果ての秘境というロマンに惹かれて訪れているのか
ちなみに
拠点となるレー市には思ったよりも旅行代理店があって
現地ツアーはそこで調達した方が安くつくことが多いです
また日本人は特に足元を見られやすいので
時間が許す限り、人が集まっていそうな代理店を見つけて
いくつか価格交渉と他社比較した方が賢明
ラダック地方は、わたしの絶景旅人生でもかなり心震えた絶景スポットでした
“死ぬまでに一度は行きたい世界の絶景スポット”として、強くお薦めしたい特別な場所です
終わり
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