(公開日2020/10/02 |訪問日 2019/07/10)
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モンゴルの国技であるモンゴル相撲。モンゴルの男性にとって、その最大の晴れ舞台である、夏の祭典「ナーダム」で勝利することは民族の誇りであり、国民的英雄として最高の栄誉が与えられます。
相撲のほか、弓、競馬の3種競技が繰り広げられるナーダム。全国の猛者たちによる血湧き肉躍る熱き闘いは、相撲ファンや競馬ファンのみならずエキサイティングできるお祭りです。ぜひモンゴル文化を体感してみませんか?
Naadam is the largest traditional and national festival in Mongolia that held during the national holidays between 11th and 13th July every year, fighting “the three games of men”, which are Mongolian wrestling, horse racing, and archery, and are held throughout the country.
「ウランバートルのナーダムはエキサイティングだけど、とにかく人が多すぎて、観覧料も高い
全然ゆっくり見られないから、今回は地方に連れて行くね」
と現地ガイドに勧められるがままに訪れた、ウランバートル郊外の小さな村のナーダム
ウランバートル以外の地方のナーダムは、スケジュールなど広く公開しておらず人伝に訊くしかないらしい
なので、外国人観光客が限りある旅行期間中に地方ナーダムを訪れるにはかなりギャンブル
今回はたまたま現地ガイドが元遊牧民だったので、凄まじい遊牧民ネットワークを駆使して突き止めたというからスゴイ
(それでも急に予定が変わることもあるらしい)
さて、
大草原の中で男たちが肌と肌、汗と汗をぶつけ合い
土埃を巻き上げて闘う姿は実に清々しく勇ましい
しかし、わたし以上に
毎年見ているはずの現地ガイドがえらく興奮していて、まるで日本でいう阪神ファンを眺めているようでした
そして地方ナーダムでの外国人観光客は珍しいらしく
しかも日本人は優遇される傾向にあるのでVIPの貴賓席に招かれ
馬乳酒やら山羊の乳で作った発酵バターやらをもてなされました
しかしこの馬乳酒、
「もう結構です」と言うまでどこまでも継ぎ足され、まるでブラジルのシュラスコのよう
そして飲みきれなかった馬乳酒は、隣人に回し飲みされるか
そのまま馬乳酒カメに戻されるという、韓国のキムチ前菜スタイル…
潔癖な日本人には無理な人多いだろうなぁと思いながら、試合を眺めてました
終わり