(公開日2017/09/27 |訪問日 2016/11/8)
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中国・雲南省といえば、少数民族が数多く暮らす中国の秘境。
そして世界遺産に登録された石林風景区、元陽棚田をはじめ、ナシ族によって建設された麗江古城や香格里拉(シャングリラ)など観光スポットが目白押しの注目エリアです。
そんな雲南省の中でも知る人ぞ知る秘境で、まるで神々が天空にパレットを創り出したかのような、色彩豊かな棚田「東川紅土地」をご紹介します。
Dōngchuān hóng tǔdì(Dongchuan Red Land) is situated in the 160km north up from Kunming city, Yunnan pref, China. It will change the breathtaking colored rice terraces like a patchwork of field in fall. It’s said to be praised as “Gods’ palette” among photographers, made from a variety of vegetables or grain paddy fields by Chinese minority tribes for a long time.
<本編画像を一部ご紹介>
東川紅土地もまた、外国人にとってはマイナーなスポット
とりあえず、行けばどうにかなるさ~的なノリでバスに揺られること数時間
東川地区に近づいた途端、
「おまえ、紅土地行くならどこで降りるんだ?宿は??」
とかバスの運転手などに中国語の質問でまくしたてられ、一瞬パニック状態
偶然居合わせた英語が話せる中国人女性が代わりに通訳してくれて、
「あなたもここで降りる?わたしたちも今日の宿を探しているの」
ということで、彼女に便乗させてもらい、ある旅館の前で慌ただしく下車
女性従業員に尋ねると、空き部屋はあって、
シングルルームでエアコンなし、ツインベッドで、電気毛布だけが付属
(標高2400m以上ある場所なので、朝晩相当冷える)
これで、1泊80元(約1400円)
探すのも面倒で、結局その方たちと一緒の宿に決定
一応、村の中心に位置していたのでアクセスは悪くなさそうだった
しかし、ここにきて手持ちの現金が少ないことに気づく
なんと、400元(約6,800円)もない
超ド田舎なので当然カードが使えないし、銀行ATMなんてもってのほか
宿代払って帰りのバス代を残すと、超ギリギリ
仕方ないので、観光はすべて徒歩でカバー
山道をトータル16㎞ほど歩きました…空気は薄いし、疲労困憊
後日、ビューポイントである錦繍園にて、バスで話しかけてくれた女性と再会
「あなた歩いてここまで来たの?!クレイジー!!」
と驚愕されました…汗(彼女たちはタクシーで余裕だった)
自分的にも、こんなにカツカツな思いをしたのはかつてなく、ホントは日本円もカードもあるのに、この中国のド田舎でビンボ-生活を強いられたのが逆に新鮮でした
おしまい