旅の概要 Itinerary
【訪問時期 Visited Date】2017/10/19
【訪問場所 Visited Site】中国安徽(あんき)省黄山市黄山風景区 Huangshan qu, Huangshan shi, Anhui Sheng, China
※文中の料金等は2017年10月現在のものです

 

所在地と位置関係 Location Map

<黄山市から黄山風景区南門チケットセンターまで>

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中国 黄山 マップ 百度地図 China Huangshan Map
黄山市から黄山風景区南門チケットセンターまで By 百度(Baidu)地図

 

<黄山風景区位置関係>

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中国 黄山 マップ 百度地図 China Huangshan Map
黄山風景区位置関係 By 百度(Baidu)地図

 

<本編のルート>

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中国 黄山 マップ 百度地図 China Huangshan Map
鰲魚洞~西海大峡谷を周るルート By 百度(Baidu)地図

北海景区から始信峰まで

西海大峡谷で
ほんの束の間、黄山を拝めた後

次に向かったのは
北海景区エリアにある獅子峰

黄山経験者のブログを読んで
獅子峰と始信峰に行くべしとあったのです

というわけで西に進路を取ります

地図では一本道を示していますが
なんとホテルの敷地内を横断します

道が合っているのかとビビるのですが
(しかも中国人ですら迷ってる風)
人の流れに何となくついていくと合ってました

中国 黄山風景区 China Huangshan
ホテル「西海大飯店」庭を突っ切ります

西海大飯店では
ただいまカンボジア友好都市キャンペーンで
絶賛カンボジア写真展開催中!

アンコールワットとか
カンボジアの風景写真が所狭しと展示されている

中国が他国を友好的に紹介するってイベントに
若干の違和感を感じつつ

中国 黄山風景区 China Huangshan
カンボジア友好都市キャンペーン中

名松「団結松」
英語名 Unity Pine

高さ約16mほどある立派な松

中国 黄山風景区 China Huangshan
名松「団結松」

やっと北海景区に到着

「獅子峰こちら」という案内標識が
なぜか途中から消える

その代わり
「黄山獅林大酒店(ホテル)こちら」という看板がいざなう

中国 黄山風景区 China Huangshan
「黄山獅林大酒店(ホテル)」案内板

ホテルまでの道沿いには
おそらく中国における著名カメラマンによる
黄山写真ギャラリーが展示されていました

素晴らしい写真の数々にため息漏れました
いろんな顔の黄山があるんだと分かります

中国 黄山風景区 China Huangshan
地元著名な写真家による黄山ギャラリー

獅子は、ここにいた

っているか、目が寄ってる
マーライオンとの違いが明白

中国 黄山風景区 China Huangshan
マーライオン風の獅子岩

岩壁に「清涼世界」と刻まれた
「清涼台」と呼ばれるビューポイント

そしてその下で場所を選ばずくつろぐファミリー
中国あるある風景

中国 黄山風景区 China Huangshan
「清涼世界」!?

あ!
一瞬紅葉が見えた!

中国だって10月は秋の紅葉があるのです
見頃はもうちょっと先かな

中国 黄山風景区 China Huangshan
一瞬紅葉が見えました

獅子峰到着

岩の上にいる派手目のおばちゃんたちに
おそらく

「ねぇねぇ私たちの写真撮って!」

と言われ、割と強引にスマホを手渡される

仕方ないので
「一(イー)、二(アル)、三(サン)!」と
合わせてあげると

「謝謝」と軽くお礼を言われたので
「You're welcome」と返したら
ギョギョッとされた

完全に同胞と思われている

獅子峰に到着

獅子峰がまたえらく狭いエリアで
すでに家族が占領していた

かわるがわる石碑の前で写真を撮る
なかなか岩の上に上がれず
じっと待機状態

中国 黄山風景区 China Huangshan
めちゃめちゃ狭い獅子峰の頂

獅子峰は標高1690mの峰で
その名の通り、峰々の風景が
ライオンの横たわる姿に似ているらしい

何も見えないけどね

中国 黄山風景区 China Huangshan
濃霧で全く見えない

仕方ないのでサッサと引き上げる
通りがかった黄山獅林大酒店

入口の脇を固めるのは狛犬かと思ったら
獅子だった

中国 黄山風景区 China Huangshan
獅子峰近くに合ったホテル「黄山獅林大酒店」

北海景区に戻ってきた
ここは「黄山北海賓館」、いわゆるホテルエリア

黄山で一泊する人はここをよく利用するらしい

てなわけで
おびただしい団体様がこの後なだれ込んできて
道をふさがれる

中国 黄山風景区 China Huangshan
再びの「黄山北海賓館」

錠前、ここまで大きくする必要があるのか??

中国 黄山風景区 China Huangshan
超デカい愛の錠前

黄山北海賓館の敷地内から見える
名松「夢筆生花」
英語名 Magic Brush with a Flower on the tip

この松は黄山でも有名な松の一つで

標高1600mの筆のように細く尖った岩の先端に
ポツンと笠松が生えている不思議な光景

その姿が、まるで筆先に咲いた花のようだと
李白の故事に「筆に花が咲く夢」とあることから
この名がついたそうです

由来は美しいですね
もう陰影しか見えないですけど

名松「夢筆生花」もこの通り

次に向かっている始信峰の途中にあった
名松「黒虎松」
英語名 Black Tiger Pine

松の高さは約9m、傘の部分は14mもあるらしい

かつてこの地で修行していた名のある高僧が
ある日松を見上げると黒の虎が横たわっていて
もう一度見上げた時にはいなかったことから
この名がついた、そうですよ

中国 黄山風景区 China Huangshan
名松「黒虎松」

始信峰の下の広場に着いた

突如マッシュルームオブジェが登場

スーパーマリオ?
シイタケ栽培してるの?

中国 黄山風景区 China Huangshan
突如マッシュルームオブジェの休憩所

ここにもまた見事な笠松が

名松「竪琴松」
英語名 Harp Pine

高さは約7.5m、 傘の長さは約12mもある

松の形がハープのようだという
見たまんまの由来

中国 黄山風景区 China Huangshan
名松「竪琴松」

何か名のある峰だったと思ったけど
名前忘れました

人型にも見えますね

中国 黄山風景区 China Huangshan
何か有名な岩

始信峰へは反時計回りで周ってね

中国 黄山風景区 China Huangshan
始信峰へは反時計回りの順路

ここもひどい濃霧

がしかし、

岩壁が比較的展望台と近いため
霞の向こうにかろうじてお姿が見える!

中国 黄山風景区 China Huangshan
辛うじて見えた「始信峰」

水墨山水画見参!

中国 黄山風景区 China Huangshan
水墨山水画の世界……

こんな高いところにも松が!
生命力あるなぁ

中国 黄山風景区 China Huangshan
松の生命力が凄い

なんて感心していたら
ここで再びの霧が晴れたのです!

シャッターチャンス逃しませんでした(笑顔)
実に幻想的(うっとり)

中国 黄山風景区 China Huangshan
一瞬、霧が晴れた!

霧が少し晴れて
手前が見えてきた!

中国 黄山風景区 China Huangshan
ようやく少し霧が晴れてきました!

別の展望台の頂に上ってみた

中国 黄山風景区 China Huangshan
展望台へ

そうしたら
ここでもまた運よく霧が晴れてきた!

最後の最後でツキが回ってきました
黄山の仙人に感謝

中国 黄山風景区 China Huangshan
一気にパァッと霧が晴れました!

横を見ると、
霧が晴れハイパークリア
松の紅葉がキレイ

中央に人がちっちゃーく映り込んでますが
この規模が分かりますね

中国 黄山風景区 China Huangshan
はっきり見えた

まさにこれぞ水墨山水画の世界!

西安郊外で崋山を見たときよりもちょっと感動

「黄山を見ずして、山を見たと言うなかれ」

この言葉は伊達じゃない、と思いました

中国 黄山風景区 China Huangshan
「黄山を見ずして、山を見たと言うなかれ」は伊達じゃない

ほんの数分の出来事でしたが、
大興奮しました

動画も撮っていたら
「あんたどいてよ」と
記念写真を撮りたい団体客から注意されましたが

外国人で聞こえないフリしました

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あっという間に霧が戻ってきました

始信峰
来て正解だった

中国 黄山風景区 China Huangshan
始信峰の頂

始信峰にある巨大な岩「松引楼」
ここがまた狭くて人ひとりしか通れない

中国 黄山風景区 China Huangshan
始信峰にある巨大な岩「松引楼」

手前の奇峰群は
割とくっきり見え始めた

やっぱり日が高くなったからだろうか
(この時午後15時近く)

中国 黄山風景区 China Huangshan
また少しくっきりしだした

右下に延びる階段が
雲谷索道(ロープウェー)につながる「始信新道」

日の出を見る絶景スポットでもあるそうです

中国 黄山風景区 China Huangshan
ロープウェー乗り場への階段

名もなき松ですが存在感スゴイ

中国 黄山風景区 China Huangshan
すごい松

見晴るかす雲海の上に
少しだけ頭をのぞかせた奇峰群

まるで天上界だ

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲海が凄い

もうため息しか漏れないね

中国 黄山風景区 China Huangshan
さようなら黄山

霧が晴れたので
一応、紅葉も収めておく

中国 黄山風景区 China Huangshan
紅葉が見えてきた

毎回思うけど
岩壁に渡らせる遊歩道を作らせたら
中国の右に出る者はいなさそう

中国 黄山風景区 China Huangshan
断崖絶壁に作られた遊歩道が凄い

この岩の絶妙バランス
震える

ちなみにこの下はくぐらないのでご安心を
道の脇にたたずんでます

中国 黄山風景区 China Huangshan
絶妙なバランスで立つ岩たち

ようやく到着「雲谷索道」

なぜか「白鹅(シロガチョウ)新站」と書かれている
どうも新しく設置されたルートのよう

しかしせっかく降りてきたのに
また階段を登る

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲谷索道の「白鹅新站」へ

雲谷索道の広場に到着

ここでもこの大絶景

しかし、
雲谷索道はうわさに聞いていた通り、
玉屏索道より人が少ないので
並ばずロープウェーに乗り込めます

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲谷索道の広場から見た大雲海

同じロープウェーなのに
どうしてこちらはこんなに地味でシンプルな
改札なんだろう

アナログな改札だし

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲谷索道乗車受付

ロープウェーからの眺め
圧倒される雲海の絶景

乗車時間はものの15分程度ですが
進行方向左側座った方がいいです
写真が撮りやすいですよ

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲谷ロープウェーからの眺め

知っている人は共感していただけると思いますが
ギアナ高地によく似た風景

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲谷ロープウェーからの眺めもスゴイ

雲谷索道下站を降りると
小さな地質博物館がおもむろにある

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲谷索道下站の博物館

ワイングラス・・・
他に入れ物なかったのかな

中国 黄山風景区 China Huangshan
ワイングラスに入った鉱物

わぉ!
恐竜の卵の化石!

中国 黄山風景区 China Huangshan
恐竜の卵の化石も!

ロープウェー駅前
雲谷索道站は割と扱いが地味

中国 黄山風景区 China Huangshan
雲谷索道下站にて

「下山乗車」と書かれている看板方向へ向かいます
そこに黄山風景区南門へのバスが待ってます

標高下ってもこの霧
今日は最後まで霧にやられっぱなし

中国 黄山風景区 China Huangshan
下界でも結局濃霧は晴れず

沿道には土産物屋と飲食店が立ち並ぶ

美味しそうだけど
とりあえず先を急ぐ

中国 黄山風景区 China Huangshan
お土産物屋たち

乗車口はあっち

ちなみに再び19元のチケットを購入しないといけません

中国 黄山風景区 China Huangshan
下山用バスの乗車乗り場へ

雲谷索道から南門までは
玉屏よりも離れているのでちょっと時間がかかる

所要30分弱ぐらい
到着したのは16時45分でした

中国 黄山風景区 China Huangshan
黄山風景区南門に到着

バス降車場の出口には
指で絵を描く「指掌画」の露店がありました

野暮ったそうなおっさんですが

中国 黄山風景区 China Huangshan
「指掌画」の絵描きさん

絵を見て驚愕
想像以上の出来栄えに思わずため息漏れました
人は見かけで判断しちゃいけない

思わず拍手して立ち去りました(決して買わず)

中国 黄山風景区 China Huangshan
指で描いた絵と思えないほど圧巻!

ホテルに戻る途中、
すっかりお腹が減ったので下町の大衆食堂で
高菜炒飯をいただく

結構なボリュームでたったの8元(約140円)
おかみがチャッチャと作ってくれ
早い安い旨いの大満足の夕飯でした

中国 黄山風景区 China Huangshan
黄山市で食べた高菜入り炒飯180円

最後までご清聴いただきありがとうございました

少しでもご興味持っていただいたら
是非黄山訪れてみてください!

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