(公開日2017/04/18)
※Compathyサイト閉鎖に伴い、同サイトに寄稿した記事を転載したものです
こんにちは、Compathy MagazineライターのMayumiです。
世界にあまたある絶景高所スポット。今回ご紹介する高所スポットは、柵なし、手すりなし、あくまで自己責任の、文字通り命知らずの絶叫・高所スポットです。
なお、高所恐怖症の方は閲覧注意でお願いします…!
プレーケストーレン(ノルウェー)
ノルウェーのリーセフィヨルドの一角に位置する「プレーケストーレン」。
高さ600mの一枚岩がフィヨルドに突き出し、その形状がまるで「演説台」に似ていることからこの名が付いたそう。
25m四方の防護柵のない崖の上には、スリルと絶景を求めて多くの登山客が足を運んでいます。
トロルの舌/トロルトゥンガ(ノルウェー)
プレーケストーレンと肩を並べるノルウェーの絶叫スポット「トロルの舌」(現地語で「トロルトゥンガ」)。
高さ700mの断崖からフィヨルドへ突き出した岩の先端に、腰かけたり、飛び跳ねたり、回転したりと、自由気ままに記念撮影するのが人気のスポット。
なお、登山には往復8~11時間のトレッキングを要します。
長空桟道(中国)
中国・西安郊外にある中国五名山の一つ、崋山。ここには、世界一危険な登山道として悪名高い「長空桟道」が存在します。
高さ約1000mの断崖にわずか30cmほどの細い板が渡してあるだけの絶叫登山道ですが、現地の中国人にはアトラクションとして大人気。
命綱であるハーネス(安全ベルト)は一応装着しますが、命の危険と隣り合わせのまごうことなき絶叫スポットです。
トロウィープ(アメリカ)
地球上でもっとも偉大な自然遺産に数えられるアメリカの世界遺産「グランドキャニオン」。
そのノースリムの奥地に潜む、知る人ぞ知る絶景スポット「トロウィープ」は意外に知られていません。
グランドキャニオン国立公園の管理の外にあり、手すりや防護柵は一切なく、より間近でグランドキャニオンを体感できるメリットの反面、命の危険のある自己責任の絶景スポットです。
到達までの道がきわめて険しく、四駆でないとたどり着けません。ただし、手が届きそうなほど目の前に迫るグランドキャニオンは鳥肌級の感動です。
ライオンズ・ヘッド(南アフリカ)
南アフリカ・ケープタウンにある「ライオンズ・ヘッド」。
標高だけでいえば670mほどの小高い山ですが、その頂からはケープタウンの街並みや太平洋が一望でき、さらに古代の地層テーブルマウンテンまで広がります。360度の大パノラマが楽しめるのはラインズヘッドならでは。
山頂までの登山道は整備され、地元の人にとっては犬を連れたお散歩コースにもなっていますが、ガレ場が多く、最後は岩場をよじ登るため、それなりの装備で臨むのがおすすめ。
おわりに
以上、高所好きさんにはたまらない、スリルと絶景とワクワクが120%楽しめる絶叫高所スポットでした。
とはいえ、感動と引き換えに命の危険も伴う、自己責任の場所でもあります。
最悪の事態も想定しつつ、最大限の注意を払いながら、その場その瞬間でしか味わえない最高の感動を楽しみましょう!
紹介した5つのうち、訪れたことのある高所スポットとして
トロルの舌、トロウィープに限っては
もちろん手すりとか防護柵などなく、それだけにスリルは抜群
バランスを崩せばもれなく滑落の危険があるものの
無謀にも崖っぷちまで攻めなければ、思うほど危険ではありませんでした
問題は中国崋山の長空桟道
こちらはハーネス(命綱)を付けるので
ある意味安全……とはいえ、そこは中国、まったく信用ならない
公にはされていないものの
年間100人とか亡くなっていると噂に聞いて震え上がりました
中国は大事故が起きると
その死亡者数を捏造して隠す傾向があるので注意が必要
とはいえ、
中国人やほかの外国人らは、
ハーネスをすっかり信用して片手・片足を手放して
大胆ポーズや道に座って写真撮影するなど命知らずが続出
もう、見ているこっちがヒヤヒヤドキドキ
バランスを崩して道を踏み外したら
もれなく一蓮托生でみな宙ぶらりん
もしくは重みで鎖が外れたら1km下へ真っ逆さまで即死は免れない
足を踏み外しそうな恐怖と他人のミスで巻き込まれるのではないかという恐怖で、
とにかく精神は極限状態
「イモトさんが出来たからって、興味本位で来るべきではなかったかも……」
なんて後悔先に立たず
泣きそうになりながら渡り切りました
心臓に悪いのでお勧めできませんが
まぁ、終わり良ければ……で一生忘れられない想い出となりました
終わり
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