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(公開日2025/3/28)

【TABIPPO】地球の歴史が刻まれた白亜の大地へ。カザフスタンの秘境「ウスチュルト台地」で好奇心を満たす旅
地球の歴史が刻まれた白亜の大地へ。カザフスタンの秘境「ウスチュルト台地」で好奇心を満たす旅 by TABIPPO
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この地球に恐竜が存在した時代。それは大陸がまだひとつだった、はるか昔に存在した古代の海「テチス海」。今は失われたその海は、中央アジアの一部にその痕跡をとどめています。

今回は、そんな悠久ロマンを感じさせる地球の歴史が刻まれたカザフスタンの秘境・ウスチュルト台地をご紹介します。
 

 

<カザフスタン・ウスチュルト台地でのオフショット一覧>

これまでの旅行記や記事などでは紹介していない、オフショットを10点ご紹介します

 

カスピ海(カザフスタン、アクタウにて)
地方都市アクタウに面したカスピ海 from 本編はこちら

ウスチュルト台地のあるマンギスタウ州に行くための中継地点、カザフスタン西部のアクタウ

カスピ海に面した地方都市で、石油産出の輸送拠点だそうです

古代テチス海の名残であり、世界最大の湖

海にしか見えませんね

 

市場にはたくさんの魚介
市場ではカスピ海で採れた魚介が並ぶ from 本編はこちら

まちの市場へ行くと、カスピ海で採れた魚介類がたくさん売られていました

ニシンっぽい魚が多く、でもカスピ海の特産はチョウザメだそうです

なので、キャビアの缶詰とかよく売られていました

 

第二次世界大戦戦死者慰霊記念塔
第二次世界大戦戦死者慰霊記念塔 from 本編はこちら

アクタウの観光名所の一つ、「第二次世界大戦戦死者慰霊記念塔」

カーブを描く5つの塔に、黒い人型の彫像が飾られていて
モニュメントの中央には「永遠の火」が灯されている

第二次大戦時代は、カザフスタンは旧ソ連の国でした

ドイツ軍がソ連に侵攻したときの犠牲者の慰霊碑のようです

 

旧ソ連っぽい団地
旧ソ連っぽい団地がカラフルにペイントされていた from 本編はこちら

アクタウには旧ソ連時代の建物っぽい、団地がたくさん立っていました

無機質で殺伐としたものが多い中、こんなカラフルなウォールアートを施している団地もありましたね

 

とんでもないところでランチ
とんでもないところでランチ from 本編はこちら

さて、場所はかわってウスチュルト台地

ガイドをしてくれた先生はかつてNHKの取材にも対応したという地元の考古学者

そんな偉い人に食事からテント張りから、何から何まで1対1でお世話してもらいました

それにしても、こんな火星見たいなところでランチって、非日常感ハンパないです

 

ハイライトの展望台にて
ハイライトの展望台にて from 本編はこちら

ウスチュルト台地のハイライトである「ボスジラ」

先生がランチの支度をしている間に、暇つぶしに展望台で記念撮影

下から吹き上げる風が強くてかなり大変です

 

とんでもないところにある展望台
とんでもないところにある展望台 from 本編はこちら

前回の写真は、この茶色の地層部分の先端部分で撮ったもの

手すりもないし、急な崖で、強風吹き荒れてて、結構スリリング

 

食事タイムの様子
食事タイムの様子 from 本編はこちら

2泊3日のツアーでの食事はいつもこんな感じ

キャンプセットを組み立てて、その辺の枯れ草を焼いて焚火をし、調理してくれます
シナモンクッキーが定番のおやつ

 

トルクメニスタンとの国境近くにある白砂丘
トルクメニスタンとの国境近くにある白砂丘 from 本編はこちら

2泊3日のツアーが終了し、その後は南の隣国トルクメニスタンへ抜けるために陸で国境越え

途中立ち寄った国境のまちには広大な白砂の砂丘がありました

農耕用のラクダや牛が草を食んでいた

 

トルクメニスタンとの国境にある緩衝地帯
トルクメニスタンとの国境にある緩衝地帯 from 本編はこちら

国境前まで送迎してもらい、「あとは1人で歩いて行け」と放り出され、このだだっ広い緩衝地帯をひとりでとぼとぼ歩いていきました

彼方に見えるのは、「中央アジアの北朝鮮」で悪名高いトルクメニスタンの入国管理局

直前に砂漠のまちの商店のFAXで受け取った頼りないビザを片手に無事通過できたものの、そのあと待ち合わせの現地ガイドが国境になかなか現れず、かなり不安だったのが懐かしいです

 

***************

このウスチュルト台地は、自分の絶景史上3指に入る地球の絶景

なので、ソコトラ島に次いで非常に思い入れがあるスポットでもあり、

まだトラベルライターになりたての頃、はじめて書いた記念すべき海外の記事

それなのに、それを寄稿した旅行メディアがいつの間にか潰れていて、この世から記事の存在が消滅していたという、かなりの衝撃を受けた思い出深いスポットでもあります

というわけで、こうしてふたたび日の目を見れて、個人的にかなり感激しています

TABIPPOさん、ありがとうございました

おしまい

 

 

<All Photos by Mayumi>

 

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